凰建設の森です。
本日は事務所の日。
先日撮影した動画を、
オガスタの相模さんと
あすなろの関尾さんに
送ったり空調講座の
宿題を作って展開したり。
そして、これからの展望を
考えたり等々。
3日前SAREXの皆さんが
弊社の視察に来ていただいた。
SAREXってなんだ?
という所からだと思いますが、
こんな団体になります
↓ ↓
%url1%{http://sarex.or.jp/}
簡単に言うと、工務店の
勉強会の為の組合です。
KKBという団体もある。
SAREXもある。
メンバーも被っていがち。
弊社もどちらも参加している。
KKBはみんな無料で手弁当。
SAREXはきちんと会費がある。
当然、会費がある方が質の高い
学びを得ることができます。
元々興味はありましたが、
意を決して入会したのが
昨年の話になります。
1年間、様々なワークショップ等に
参加させていただき、今回は、
弊社への視察ワークショップ。
施工中の現場1件、
完成間際の現場1件、
引渡済みの現場1件を
ご覧いただいた後、
弊社の取り組み等々について
お話をさせていただきました。
日本全国で建築会社が
バタバタ倒産している
今の情勢においても、
おかげさまで弊社は
順調な部類になります。
倒産しそうな会社には
視察は来ませんからね。
しかし、どんな会社でも
同じだと思いますが、
課題や問題が全くない
という所はありません。
このメルマガを読んでくださる
人であれば、なんとなく
分かっていただけるかもですが、
私、とても理想が高いです。
自社の、や自分の、じゃなくて
社会がこう在ればいいのにな。
っていう理想です。
今、日本中の家というのは、
とても貧相で粗末なもので
溢れかえっている状況。
耐震だって断熱だって、
耐久性だって最低。
何と比べて最低かというと
他の先進国と呼ばれる国とです。
ごめんなさい、訂正しますが、
耐震性能については、
他の国と比べても同じくらい。
ただ、日本は地震国なので、
地震の起きない国の標準と
日本の標準が同じでいいという
訳はなくって、相対的に、
地震に対する備えは悪い
と思っていただければと。
国の水準の話なので、
教育レベルに置き換えて
話をしてみたいと思います。
とある国が、日本で言う、
幼稚園卒業くらいの教育レベルで
多くの人が暮らしていたとする。
一般の庶民は、
読み書き、満足にできない。
簡単な足し算もちょっと厳しい。
文章が書ける上に、
九九なんて出来ようものなら、
エリート中のエリート。
日本の江戸時代より前くらいの
教育レベルだったとします。
その国が、一念発起して、
みんなで豊かになるために、
教育を推進していこうよ。
ってなったとします。
あなたがその国にアドバイスを
するのであれば、どのレベルまでの
教育をした方がいいよと言うか?
日本で言う小学校まではやろうよ。
なのか、いやいや、義務教育の
中学校くらいまでは行こうなのか。
高校を出るのが当たり前にしたくない?
それとも国民全員が大卒を目指す?
どこを目指すべきと言うでしょう?
とっても分かりやすい段階表記なので
幼稚園卒業レベルが今現在、
小学校卒業レベルが断熱等級4
中学校卒業レベルが断熱等級5
高校卒業レベルが断熱等級6
大学卒業レベルが断熱等級7
みたいな感じで想像してもらえると
イメージし易いんじゃないでしょうか。
来年、小学校が義務教育に。
6年後は中学校まで義務教育に。
というのが日本の目標ですね。
日本の気象区分といろんな国の
断熱等級をグラフにしたのが
こんな感じの物になりますが、
↓ ↓
%url2%{https://president.ismcdn.jp/mwimgs/c/3/1200wm/img_c38f275b66e271b5e96e4c5fbeee2b16399325.jpg}
日本の6地域の最低基準が
UA値0.46に設定されたとして
ようやくアメリカやイタリアと
同じくらいになる感じです。
だから、住宅の断熱レベルを
教育レベルに置き換えて
話をしようとするならば、
UA値0.46は最低限やろうよ。
って言うのは、これから
教育に力を入れていくんなら、
国民全員高校卒業レベルの
学力を身に着けて行こうよ。
って言っているくらいの感じ。
断熱等級4や5でいいって
言っているのは、
中学卒業すれば十分じゃない。
今の国の現状は小学校に
入学できない人の方が
多いんだからさ。
中卒なんて立派なもんだよ。
って言っているくらいの感じです。
その国が本当に後進国で
あるならば、まずは義務教育
って言うのも分からないでもない。
日本は断熱だけはとっても
後進国になります。
でも、それ以外はどう?
世界第4位の経済力を持つ
先進国ですよね?
とある分野で世界に比べて
幼稚園レベルのものが
あったとして、それを
底上げしていくのに、
小中学校卒業レベルを
目標にするのでいいの?
97.9%が高校に進学するのが
今の日本人になります。
(2023年3月時点)
せめてその遅れた分野でも、
高校卒業レベルまでは
目指そうよって言うのは
何らおかしい目標設定では
無いんじゃないかなと思う。
他の国が普通に出来ている事と
同じくらいを目指すのは、
日本にとってそんなにハードルが
高いお話なんでしょうか?
こういう言い方をすると、
日本の住宅がこう在ればいいのに
という理想のレベルが高校卒業だと
ものすごく低く感じてしまうかも
しれませんね。
なんだ、理想が高い高いって
本人行ってるけど、我が子の教育は
高卒レベルを目指してますじゃあ
たかが知れてるじゃないか。
そう思っていただけたのであれば幸い。
私が思う日本の住宅の最低レベルって、
みんなが高校を卒業できたらいいな
って思ってるくらいのハードルの事です。
先日、名古屋の講座の後に、
その家に住んでいるお施主様も
懇親会にお越しいただいた際、
そのお施主様は言っておられました。
自分でUA値を計算してみたけど、
UA値0.46を切る方法なんて、
自分でも分かるレベルのものだった。
プロが難しそうな顔をしているのは
あり得ない事だと思う。
って。
家づくりの依頼先の会社の人に、
断熱等級6なんて過剰みたいな事を
言われてしまったとしたら、
こんな感じで脳内変換して、
受け取ってみると良いかもです。
「高校受験?そんなの無理無理。
中学を卒業すれば立派なもんですよ。
ほら、周りを見てください。
小学校を卒業している人ですら
まだまだ少数派なんですから。
外国は高校卒業が当たり前?
よそはよそ、日本は日本。
文化も違えば人も違いますから。
高校進学なんて諦めましょうよ。」
ね、笑えてきません?
たとえ話としてはイメージが
し易かったと思いますが
いかがでしょう?
ここまで書いておいてなんですが、
本当はこの話は前段の部分のつもりで
書いておりました。
これから本題、、、では
長くなりすぎてしまいますので、
またいつかの機会に、今日書きたかった
事を書かせていただけたらと。
断熱等級6を超えると、
設計も施工も難易度は上がります。
誰でも大学に行けるわけじゃない。
って言うのと似ていると思います。
だからそこまでは求めませんが、
断熱等級5以下で良いって言っちゃう
建築会社は本当に危険だと思います。
どうぞ、お気をつけて。
