凰建設の森です。
本日は岐阜への移動の後
現場での検査になります。
基礎工事が進んでいる家の
コンクリート打設前の検査。
断熱も一緒に打ち込むので、
熱橋が出来てないかも、
チェック致します。
さて、本日は昨日
KKJから発表された
とある資料について。
エコワークス小山社長が
こんなのが今日出たんですよ
ってわざわざ資料を
届けていただけました。
省エネ住宅になるとこんな
いい事があるよみたいな資料は
鳥取県など、色んなところから
出ておりますが、
住まい方について言及した資料は
あまり見かけませんでしたので、
これは面白いですね。
そして、省エネ住宅の定義がいい。
本ガイドは断熱等級6以上の
住宅に向けて住まい方の説明を
するものです。って。
断熱等級6に満たないみんなは
マネしちゃダメだよ。
という事でしょうか。
そうですね。断熱等級5で
全館暖冷房をされてしまっては
かえって増エネになってしまいます。
家を開放的に使うのも、
夏中ずっと冷房を入れるのも、
少なくとも断熱等級6以上に
なってからやりましょうよ。
という事だと思います。
私もさらっと見させて
頂きましたが、ほぼ賛成。
基本をしっかり押さえて
作っていただいております。
賛成じゃない部分があるとすれば
夏の南面日射遮蔽を樹木で
行うという部分。
実際太陽の角度を計算してみれば
分かりますが、南の日射遮蔽を
木で行おうとするのであれば、
窓よりもずっと高い木が、
窓の目の前みたいな位置に
来る必要があります。
図ではイメージしにくいので、
実際にそういう植え方を
してある写真を見せて
あげてほしいです。
これはちょっと、、ってなります。
上手くやらないと物凄い
圧迫感を感じてしまう事に。
真南よりも少し西にずらして
夏の終わりの時期の15時以降の
日射を遮る感じにするなど、
色々工夫が必要です。
そこはちょっと説明が
安易なように感じます。
もう一点、これは仕方ないかなと
思いますが、サーキュレーター。
エアコンなどの空気式暖冷房は
空気が届いてナンボです。
間取りの特性上、空気が届きにくい
部屋がある場合は、サーキュレーター
やむなしだと思いますが、
本来であれば、サーキュレーターが
なくても家中が快適に過ごせる
基本設計や換気空調設計が先。
また、断熱等級6以上で冬に
足元が冷たいという事が
発生するのであれば、
気密不足を疑った方がいい。
よくよく見るとガイドの中に
断熱という言葉は沢山出ても
気密という言葉は1か所しか無い。
なるほど、、
積水ハウスさんや旭化成ホームズさん
大和ハウスさん、ミサワホームさんが
ガイドの作成委員に入っているなら
気密を謳えないのもうなずけるし、
気密の悪さからくる足元の冷えを
サーキュレーターでごまかす
という住まい方を勧めざるを
得ないのも分かります。
断熱等級7で隙間風があって
足元が寒いなんて、そんなの
意味ないじゃないですか。
本当に気密の取れた等級6以上なら
冬にサーキュレーターが無くても
十分快適に過ごせますから。
家に風を起こすと体感温度は下がる。
その分室温を上げて補正することに
なりますが、そうするとますます
相対湿度が下がります。
夏は風があってもいいけど
冬は風の無い室内を目指さなきゃ。
あと、窓からコールドドラフトが
来る前提で話をしてあるところも。
これ、樹脂アルミの窓を使って
断熱等級6を取る気満々じゃないですか。
こちらはLIXILさんの思惑か、
ハウスメーカーの思惑か、
あるいは両方なのか分かりませんが
等級6以上を取るんだったら
いい加減諦めて樹脂サッシに
しておきましょうよ。
エアコンは畳数表示の2倍と
ありますが、断熱等級6が
まともに取れているのであれば
最低でも4倍の面積は行ける。
14畳用のエアコンで28坪の
家全体を冷房するくらい
出来るはずなんです。
断熱施工のミスが発生する事を
想定しての保険だと思いますが、
そこはもっと強気でもいいのでは?
と、細かい部分で「ん?」と
思う部分もありますが、ガイドの内容は
良いと思います。
災害の備えの部分も太陽光の
自立運転への切り替え方など
有用な情報が載っているので、
災害の部分だけ印刷して
非常用持ち出し袋の中に
常備しておくといいかもです。
大阪ガスさんや関電さんの思惑も
上手に取り込みながらまとめて
あるかなと思います。
気になるガイドの内容はこちら
↓ ↓
%url1%{https://www.kkj.or.jp/contents/build_hojyojigyo/report/R05_howtolive-guidebook.pdf}
小山社長から、読んでみて感想を
聞かせてほしいとリクエストを
頂きましたもので、メルマガの
話題として取り上げさせていただきました。
どうぞ参考にしてくださいませ。
