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8割欠陥住宅って本当?

長く住める家

凰建設の森です。

本日は空調設計講座福岡。

の、岐阜回です。
エコワークスご一行様が
岐阜までお越しいただき、
弊社実物件にて空調講座を。

近頃は空調講座の中で、
岐阜回を設けることが
増えてきまして、
移動が楽になる反面、
受け入れのための準備は大変。

でも、たくさんの人に、
岐阜にお越しいただいて、
岐阜の魅力に触れていただくのは
いいことだと思いますので、
これからも希望があれば、
岐阜回を開催していきたいと
思います。

さて、本日の話題も、
時事ネタからになります。

建築業界のレベル感が、
よくわかる記事があります。
↓ ↓
%url1%{https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00589/00116/}

大手ハウスメーカーと呼ばれる
会社も含め、新築の8割に不具合。

記事の中では家が傾くなどの、
大きな不具合が記されてましたが、
大小様々な不具合があるのが、
当たり前で、まともに施行されている
建物は全体の2割しかない。

それが住宅業界の普通ということに。
車業界であれば、とっくのとうに
メーカーごと潰れているくらいの
不良品率ということになります。

もちろん、工場生産の仕事と、
現場仕事の違いなど、業界の
特徴は違いますが、、、

断熱はしっかりやるけど、
耐震はそこまで気をつけていない。

耐震はしっかりやるけど、
耐久性にはそんなに力を入れてない。

住宅会社ごとに、いろんな
特徴がありまして、全方位に
力を入れているという会社は
本当に少ないと思います。

新築ですら2割しかまともに
工事ができていないのに、
リノベになると、さらに大変。

その昔、いい加減に作られた家を
今の基準に適合するようにリノベを
行おうと思うと、耐震、断熱、
耐久性向上という見えない部分に、
とんでもない手間がかかります。

どうせ見えないんだから、
いい加減にしておいて、
仕上げの部分だけしっかりやるか。

っていうリノベが全体の
9割以上になります。

9割の会社がそんなんだから、
全部まともにやろうと思うと、
自分のところだけ、見積もりが
ダブルスコアとかで高くなる。

業界のモラルも低いですが、
消費者のリテラシーも高くない。

当然と言えば当然です。
建築という超高額な買い物は、
見積もりの項目も多岐にわたる。

人は自分がある程度知っている
商品であれば、高い安いの理由を
自分で理解して判断することが
できるものですが、自分がよく知らない
商品を見るときは、金額で判断を
するしかありません。

チロルチョコとゴディバのチョコ、
金額の違いも味の違いも、
多分あなたは想像できると思う。

しかし、5万円のカメラと、
50万円のカメラの違いを、
理解して値段相応だと思える
人は決して多くないんですね。

ましてや1000万円単位になる
住宅工事の見積もりが高いのか
安いのかを判断できる人なんて、
そうそういらっしゃいません。

だから、価格競争にしかならなくて、
見える部分だけしかお金をかけない。
というのが当たり前になってきた。

まともな工事が少ないのは、
供給側の我々も悪いんだけど、
まともな工事をそもそも
希望して選んで来なかった、
消費者側にも責任はあるんですね。

いつも言うように、資本主義社会に
おいて、消費行動とは投票行動です。

市民が選んだ人が政治家に
なるのと同じように、
消費者が選んだものが世の中に
残っていくんです。

本来、衣食住という、
人の生活の根幹を支える
産業は、政治主導で、
あるべき姿を示し、
最低限のレベルを引き上げて
行かないとどんどん質が
落ちてしまうものですが、
住宅不足という大義名分が
住宅業界を増長させてしまった。

で、先進国中最低レベルの
住宅が国中に蔓延する事態に。

住宅不足なんてとっくに
解消されているにも関わらず、
新築を建てることを規制しない。

全国に広がる日本の住宅は、
終わってみたら残飯だらけの
バイキングパーティーと
同じ状態です。

食べられるかと言われれば、
食べられますよ?
でも、誰も食べたくないですよね?

だから、腐っていない、まだ
食べられる残飯を差し置いて、
また新しいご飯を作るんです。

でも、その料理もまた、
2割くらいしかまともなものが
ないという体たらく。

で、空き家(残飯)はさらに
増えていくことになり、
みんながみんなでお互いの首を
締め合って貧しくなっていく。

本当は日本人は住宅なんかに
お金をかけている場合じゃない。
無理をして家を建てて、
ギスギスした生活を送るくらいなら、
もっと子供たちのために時間と
お金を使ってあげて欲しい。

良い教育と、良い経験を、
次の世代のためにたくさん
提供してあげて欲しいと思う。

そういうことをやってまだ
家を建てる余裕のある人が
2割のまともな仕事をしてくれる
人に家を建てて貰えばいい。

と、私は思っています。
そのほうが国は豊かになる。

これだけ家が余っているんだから。
供給過多で中古住宅がこんなに
値崩れしているんだから。

あなたはどう思いますか?

#住み継がれる家 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー