凰建設の森です。
本日、弊社は今年度の
方針発表会になります。
昨年を数字で振り返り、
今期はどのようにしていくか
を社員さん、取引先さんの
前で発表致しました。
おかげさまで昨年度も、
一昨年並みの上々な業績。
住宅業界の中ではできすぎな
どこの誰に見せても恥ずかしくない
数字で着地致しました。
今までが出来過ぎ。
今年は一段落の予定。
建築業界も他の業界同様、
4月からの働き方改革によって
どうしても施工能力が落ちる。
大手ゼネコンの鹿島さんなどは
昨年末の段階で早々に、
工期の折り合いがつかなきゃ、
受注を断る事もあり得ると
発表しておりました
↓ ↓
%url1%{https://www.decn.co.jp/?p=159649}
住宅だって同じです。
生産性を上げていく事は
勿論やらないといけませんが、
労働時間が減るけど成果が
全く変わらないというのを、
いきなりできるはずがありません。
それ、今年いきなりできるんなら
昨年でも出来てたはずですよね?
ってなりますよね。
その辺を織り交ぜた計画を
発表させていただきました。
今年はとりあえず大丈夫。
来年再来年のお仕事を
確保するのが私の役目。
引き続き頑張ってまいります。
さて、本日の話題は、
家を建てて失敗する話。
後悔する話になります。
メルマガでも何回か取り上げて
お話をさせていただきましたが、
今年、エコキュートの補助金に加え
蓄熱暖房機処分の補助金などが
出ることになっております。
省エネ待ったなし。ですね。
20年前、深夜電力料金が6円/kWh
みたいな金額を付けていた当時、
有り余る夜間の電力をなんとか
使い切ろうと、生焚き電気による
暖房設備が沢山普及しました。
しかし、震災以降、深夜電力は
どんどん高くなっていく一方。
恐らく、蓄熱暖房機を導入している
ご家庭で、今でも使っているよ
なんていう所はほぼ無いかと。
昔は、社会の情勢にマッチした
暖房設備に見えた。
しかし、今となっては害悪そのもの。
補助金を出してまで、日本から
駆逐しようとしている状態です。
生だき電気による暖房は本来
チェーンソーでバターを切る
みたいな言葉で揶揄されるもの。
しかし、それでも普及した。
社会が歪んでいたからですね。
今となっては悪者の蓄熱暖房機を
建築業界は沢山世の中に広めた。
そのことに罪悪感を感じている
実務者なんて、たぶんいません。
「当時はみんなやってたから」
というのが私たちの逃げ口上。
私たちは空気に流されただけで
別に悪気があった訳じゃない。
それでお施主様の経済的な
負担が増えてしまったことは、
可哀そうだと思うけど、
それは私たちは悪くない。
って言うのが住宅業界の言い分。
このメルマガを読んでいる人は
恐らく家を建てようとしているとか
家を建てたばかりの人が多いはず。
なので、ふーん、そんなもんか。
っていう感じでこの話を聞くと思う。
しかし、もし、あなたが20年後、
住宅会社にいい物だと勧められて
導入したものが、あなたに大きな
経済的負担を掛けることになったら、
多分、心穏やかでは居られない。
なんでこんな金食い虫を押し付けた?
って思う気持ちが出ちゃうはず。
20年後に恨み言を言った際、
住宅会社から、
「当時はみんなやってましたからねぇ」
みたいな事を言われたら、
イラっとすると思うんですね。
20年先の事なんて分からない
って思うかもしれませんが、
分かっている事だけでも
色々あるんですね。
例えば、このままのペースで行くと
住宅の屋根の色は白が最適解に
近づいていくであろうとか
↓ ↓
%url2%{https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2024GL109634}
太陽光は夏の18時以降に発電できる
向きと設置角がよくなるっぽいとか。
今はまだそんなことないけど、
自分がこの先死ぬまでの間に
最も有利なものは何かを考えるのは
家づくりにとってとても大事です。
何故なら、家を建てるという時点で
既にあなたは40年後50年後の
未来を確定させるつもりだから。
先の事は分からないんだったら、
家なんて建てない方がいいです。
借金せずに現金持っていた方が安心。
でも、あなたは住宅ローンを組んで
家を建てる事を選んだんです。
じゃあ、この先予想される事や
確度の高い未来の事象に対しては
取り組んでおかなきゃ。
建築会社に「昔はみんな、、、」
って言われるのは、まだ
腹を立てる先があるんですが、
自分の不勉強で自分が経済的に
不利益を被るのはやりきれない。
もっと学生時代勉強しておけば
良かったとか思ったことが
ある人は居ると思います。
家づくりも同じです。
どれだけやったって、
もっと勉強しておけば良かったと
思ってしまうものですから。
プロの側だってそう思うんだから。
ぜひ、家づくりは長い目で考えて。
後でお金の掛かりそうなことや、
社会の変遷に合わない家づくりは
控えておいた方が無難です。
お気をつけて。
