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この二つは別物なので注意

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は移動日。
山梨から岐阜まで
1人ドライブです。

休憩も含めると
だいたい4時間くらい。

いつもは意図的に
車移動をしないように
しておりますので、
1人での長距離ドライブは
本当に久々です。

弊社は明日までお仕事で、
明後日から1週間ほどの
お盆休みになります。

メルマガはお休みなく
配信予定です。

さて、本日の話題は、
最近よく聞かれるアレについて。

高断熱住宅を建てました。
エアコンは1台で十分涼しいって
聞いていたからそのようにした。

しかし、エアコンの風が届かない
部屋はなんだか暑い。

これ、断熱住宅あるある。
そんなときによくある対処法。

「サーキュレーターで攪拌する」

これ、本当によく聞く話ですし、
攪拌しても上手く行かないという
話も本当に沢山あります。

空調講座の中でも、負荷計算を
すると、ある部屋がどうしても
暑くなることが計算で分かったりする。

そんなときに○○m3/hの風を
送れば部屋の温度は××℃まで
下がりますという計算をします。

風の送り方は色々ある。
通常の温度差だけで動く風もあれば
何らかの動力を使って
風を送ってあげることもある。

失敗例の中で最も多いのが、
そもそも計算をしていないもの。

負荷計算もしていなければ、
風量やエンタルピーの計算もしない。

なんだかよくわからないけど
風を送っているだけ。

当然上手く行く筈もありません。

そして、もう一つの失敗例が、
風を送る設備の選定間違い。

家庭にある送風機と言えば、
サーキュレーターか扇風機。

そして、この二つは別物です。

同じものだと思っていたら
それは間違いになります。

それぞれの特性に応じた
最適な設置方法という物がある。

温度差が無い部屋の場合で
空気の入れ替えを主目的にすると
こんな感じの結論になる。
↓     ↓
%url1%{https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2021.4/0/2021.4_33/_pdf/-char/ja}
※論文です。

しかし、部屋間の温度差を
解消する目的で設置するなら
この置き方じゃない。

もっと効果的な設置方法が
あるんですね。

僅かでも温度差のある室内は
パッシブな気流が存在します。

そのパッシブな気流を応援
する形で送風機を置いてあげると
効果はプラスで働きますが、
邪魔する形で置いてしまいますと
効果がお互いに打ち消し合っちゃう。

この部屋ちょっと暑いんだよね。

という場合に送風機は
最もポピュラーな解決方法ですが
上手くできるかどうかは、
空気の流れの理解度次第。

扇風機を使うのか?
サーキュレーターを使うのか?

それをどこにどうやって置くのか?

プロであれば是非効果的な
置き方を知っておきたいし、
そういうのをちゃんと分かって
いる人に頼みたいですよね。

頑張ってそういう依頼先を
探していただければと思います。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー