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上限40.8坪が良い訳

長く住める家

凰建設の森です。

本日はお客様のご来社。
新築住宅の相談が続きます。

将来的に資産価値が残る
建物を遺したい。

という要望をいただいた。

住宅に資産価値が残るのか。
という事に関しては、疑問を
持つ方も多いと思います。

それは当たり前。なぜなら、
今現在、日本に生きる人は、
物心ついた時から中古住宅に
資産価値なんて無い世界を
生きてきたわけですから。

しかし、少し海外に目を向けて
みると今日現在の感じで、
中古住宅の価格は
イタリアが坪100万円
フランスで坪150万円
スイスだと坪450万円

アメリカは1軒5400万円。

古い家でも新築した時と
同じ金額で売れるのが、
海外の中古住宅市場。

同じ金額で売れるという事は、
あなたのお金は家に形を変えて
目減りせずに存在している
という事になります。

あなたに何かあった時には、
家を売れば家族は食いつなげる。

子や孫に相続することが出来れば
子や孫は人生のセーフティネットを
手に入れたことになります。

なぜ先進国の中で日本だけが、
中古住宅に資産価値が無いのか。

4年前に解説した動画がありますので
よければご覧になってください。https://youtu.be/TQfbnCwcVc8

日本は今、少しずつ貧しい国に
なっていっておりますが、
住宅業界にはそのうちの半分程度
責任があると思っていい。

これを何とかしなければ、
私たちの暮らしは引き続き、
少しずつ貧しくなっていきます。

当然、国だって指をくわえて
見ているだけではありません。

国交省は盛んに住宅の資産価値を
向上させようというキャンペーンを
張っております。

ZEHや長期優良住宅がそれですね。

そして、これから先、不動産を
売買する際の価格査定マニュアルを
公表し運用していく事を求めている。

本日のメルマガのタイトル、
40.8坪までにしておいた方が
良い訳は、そのマニュアルにきちんと
書いてあるからになります。https://www.retpc.jp/wp-content/uploads/kakaku/sample/report_detached_1804.pdf

家の広さに応じて、
将来の査定の評点が変わる。
75m2(22.7坪)以下は5%増し
135m2(40.8坪)以上は5%減

将来的には世帯人数は
2人を割り込んでいく事が
予想されています。

でも、今日本に建っているのは、
4人家族や5人家族を想定した
家ばかりになります。

将来的には小さな家の需要が高まる。
また、小さな家ほどメンテナンスが
し易くなりますので、中古流通の
シーンでは重宝されるという事です。

そして、家の作り方という点においては
断然、長期優良住宅が有利になります。

ここでちょっと矛盾が発生。
なんと、75m2以下の建物は
長期優良住宅の認定が取れない。

どちらを取るか、と言われたら、
やっぱり長期優良住宅を
優先しておいた方が有利になる。

しかし、実際の需要は恐らく
75m2以下の建物の方が
強くなると思うので、悩ましい。

構造躯体に関しては非常に長く、
耐用年数が設定されている一方、
設備品に関しては、新しくないと
価値はありません。

20年前の食洗器を貰って
嬉しい人が居るかという話ですね。

資産価値を残すための家の作り方
については既にマニュアルが出来ており、
国がそうしてくださいよと、
後押しをしてくれております。

既にルールが制定されているんだから
それに沿った家を建てていくのがいい。

家の大きさはできる限りコンパクトに。
コンパクトに作って広く使える工夫を。

いや、国が言っている事なんて、
信じられないから俺は俺で好きな
建物を作るんだ。って言う人は
勿論好きな建物を作ればいい。

ただ、基準に沿って建てた家は、
将来資産価値が高くなる可能性が
出てくるのですが、
基準を無視して作った家には
資産価値なんて認めてもらえる
訳が無いんですね。そもそも。

あえて、可能性ゼロを目指すよりも
可能性のある方を目指した方が
よくないですか?というお話です。

あなたの家は、子ども達や孫たちに
疎まれながら壊されていくのか、
それとも子ども達や孫たちに、
富をもたらす存在として大切に
扱われていくのか。

折角家を建てるのであれば、
その辺も考えていただいて、
良いかと思います。

参考にしていただければと。

#長寿命住宅 #住み継がれる家 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー