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【日刊】この言葉が出ないと危険かも

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日、岐阜に帰ってきました。
お昼からは新築の打ち合わせ。

昨日から瀬戸芸の秋季日程が
始まっておりますので、後ろ髪を
ひかれる思いでしたが、、、
またチャンスはありますので、
次はゆっくり見て回れたらと。

さて、本日の話題は、
家の計画をしている最中に、
設計者さんからこの言葉が
出なかったらちょっと危ない
というものについてになります。

打ち合わせを進めると、
壁の位置を変えたり建具を変えたり
色んな変更が出てきます。

色々と変えられるのが楽しいので
お施主様も、もう少し広くとか
この壁を移動して、、とか
色々考えてみたりしますよね。

で、そんなときに、必ず起きるのが
「耐震的に弱くなる」変更です。

1階の柱間の直上できれいに
納まっていた耐力壁の途中に
窓ができるとか、
上下の乗りが崩れるとか、
主に1階の梁に無理な力が
かかるようになっちゃう、
というのがよく起きます。

そういう時に、
「その変更は可能だけど、
 構造的には不利になりますね」
という言葉が設計者から出るか。

私は構造の安定は何よりも勝ると
思っておりますので、構造的に
弱くなることはその都度言います。

しかし、言えない設計者も多い。

言えない理由は2つあります。
1つ目はそもそも知らない。

何をどうしたら構造的に弱くなるのか
そもそも分からずに図面を描いている
という設計者のパターン。

営業が設計を兼ねる場合にすごく多い。
ちゃんと構造が分かっている人が見ると
うわ、絶対この家で地震に遭いたくない
って思ってしまう家は現在進行形で日本に
どんどん建っております。

2つ目は、立場が弱い。
構造的にヤバいなと思いつつ、
口を出したらお施主様がへそを曲げたり
契約にならなかったりしてしまうかも、、、
巨大な梁を入れれば何とかなるから
そっちの方向性で受け入れてしまおう。

ってなってしまうパターン。
お施主さんに遠慮する場合もあれば
営業に怒られるから言わないという
場合もあったりします。

設計の仕事は無理な構造をなんとか
成り立たせる事って思っている
営業や社長がいるとそういう事に
なってしまいがちです。

無理な構造でも家は建ちますが、
大きな地震の時のダメージに
差が出ます。

家は崩れなかったけど内装に
大きな亀裂が入るとか、
歪みが残ってしまうとか。

自分の家がそんなことになったら
嫌ですよね。
構造や断熱の部分というのは、
住まい手さんでは分からない。
プロがしっかりと責任を持って
提案してほしいところですね。

良いプロに出会ってください。
よろしくお願いします。

#災害に強い家

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー