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【日刊】構造から考える

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日は新築の打ち合わせが2件
ファーストプラン提示と、
内装の打ち合わせです。

ファーストプランの提示は、
出す方も出される方も、
家づくりにおいては、
最もわくわくするタイミング。

ここでバッチリのプランが出ると
嬉しいですし、イマイチだと、
家づくりがちょっと不安になる。

お試しで出てくる無料プランなら
そんなに期待はしないかもですが、
プランを描くのにもお金がかかる
建築会社に依頼したのであれば、
どうしても期待しますよね。

本日のお施主様のご希望は、
構造の安定性を重要視したい。

いつもそうしておりますが、
プランを描く際にはまず、
構造区画と屋根の形から
考えるようにしております。

敷地に入る家の大きさが、
どのくらいなのか。

そこに納めていく基本グリッドは
2間✕2間で行くのか、
2間✕1.5間で行くのか、
1.5間✕1.5間で行くのか。

一級建築士の資格を取った
人であれば、プランニングはまず
構造区画から始まる事を
知っているはずです。

木造住宅の場合、そこまでシビアに
考えなくてもプレカット業者さんが
力技で何とかしてしまう。

だから、くっちゃくちゃなプランも
世の中には沢山存在します。

そもそも建築士の資格を持っていない
素人がプランを描く会社が
沢山あるのですから、
おかしな間取りが誕生したって
仕方がないんですけども。

まずは、基本の柱の配置グリッドと、
梁の配置がきれいに納まるようにする。

そのきれいに納まったグリッドで、
間取りを考えるようにする。

そういう順番でデザインをしていかないと
構造的にきれいな建物はできません。

屋根からの荷重を素直に基礎に落とす。
できるだけ地元の木を使った標準材で
構造が成り立つようにする。

以前もお伝えをしましたが、
お金を払えばどんな材料でも
買える時代が終焉を迎えつつある。

手に入る材料でモノづくりを行える
というのも重要なスキルになってきます。

お母さんは冷蔵庫のあまり物でパパっと
美味しい料理を作ることができる。

お父さんはレシピを見て食材や調味料を
その都度買いに行ってこだわった料理を。

みたいなシーンは日本中によくあるかと
思いますが、品不足になってくると、
お父さんは料理を作るのが難しくなる。

ああ、書いてて改めて実感しますが、
これは我が家の事ですね。反省。

料理のスキルはてんで成長しませんが、
家づくりの設計スキルにおいては、
特別で高価な材料を使うことなく、
耐震等級3や断熱等級7の家を
設計できることが今後大事になってきます。

なので、最近のプラン提示は、
構造区画の説明から始まるように
するようになりました。

構造の部分に関してはまだまだ私も
勉強中の身ではありますが、
どこに出しても恥ずかしくない、
綺麗な構造の家にできるよう、
これからも精進いたします。

綺麗な構造計画を立てられる設計者さんが
日本中に増えていくといいなと思います。

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー