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この季節は西日がいい

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は昨日に引き続きオフ
中学校に上がった娘の
自転車を引き取ったり
部活で使う道具を買ったり。

その後は基本的には家に。

私の自宅は現代の感覚で言うと
少し変わった感じの作りに
なっておりまして、
リビングは南側に面して
作られておりません。

そして西側に横に長い連窓。

ちょっと不思議な感じですよね。
南側に窓は欲しいけど、
それはリビングに面していなくても
別に困ることはありません。

西側の窓は夏に家の冷房負荷を
上げますが、そのかわりに
特定の時間に家の中を、
オレンジ色に染めてくれる。

普段仕事をしていることが多いので
私が自宅でそのオレンジ色の光景を
見る事は年に数回ある程度です。

今の時期だと17時半~18時くらいが
オレンジ色のリビングを楽しめる時間。

秋は夕暮れ。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、
烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、
二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。

この詩が表す光景にネガティブな
感情を抱く日本人はいないかと。

西側から入ってくる光というのは、
そういう気分になる空間を作ってくれる。

学生時代、放課後の教室、
西日の差す中、色々な思い出が
出来たという人も少なくない。

5月いっぱいくらいまでは、
西の窓はノーガードで
陽を入れる感じで使うのも
私はアリだと思います。

景色が見えなかったとしても、
高窓的な位置に窓を作り、
オレンジの光だけ取り込んでもいい。

70cm×70cmの窓を作るとする。
ガラスを透過する日射のエネルギーが
400W/m2であれば、200W程の
日射取得熱になりますので、
まあ、遮蔽部材を付けなくても、
なんとかなる位のものになるかと。

性能ファーストで考えるなら、
西の窓は無し。だけど個人的には
西の窓はちょっとくらいあっても
良いのではないかと思ってます。

西側に窓を付けるかどうか。
ぜひゆっくり悩んでいただければと。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー