これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

見抜け坊主の不信心?

長く住める家

凰建設の森です。

本日は飛び石連休の中日。
ずっとお休みだよという
人も居らっしゃるかと。

私も2日間休みましたが、
2日目はあまり上手く
時間を使えなかった気が、、、

これパパが子供のころに
やってたんだよね~
と長女に見せたら、
ドはまり
↓     ↓
%url1%{https://youtu.be/8FX3PzkQAJc}

明日も学校でしょ!
と怒られるまで
娘と二人で見てました。

午前中はZOOM会議。
お昼からは新規のお客様。

新婚の若いご夫婦。
奥様のご実家の隣の土地に
家を建てるという計画。

またいつもの質問から。
ご夫婦の実家はご夫婦が
それぞれ相続することに
なりそうだとのこと。

新しい家を建てるのはいいけど
30年後40年後に3軒の家を
管理していけるか。

ご主人もそういう不安は
漠然とお持ちだったとのこと。

20年も経てば、空き家を
持っている事は非常に大きな
リスクになりかねない。

解体費用はどんどん高くなる。
固定資産税の減免も無くなるかも。

地方都市においては、古家付きの
土地を売るのは差し引きマイナスに
なる可能性も十分にある。

家は住んであげれば生きますが
空き家にすると負の資産に。

これはどなたにも言える事ですが
その問題を抱えたまま家を建てるのは
人生における大きなリスク。

ご両親も先輩も誰も経験したこと無い
家余りで負の資産が増える時代を、
これからの若い世代は生きていく。

建築会社の窓口にいる人では、
「この人は家を建てたら将来
苦労するんだろうな」
と分かっていても、
「あなたは家を建てるべきじゃない」
なんて口が裂けても言えない。

私だって経営や受注が苦しくなれば、
今みたいに言えないと思う。

己の職業倫理と、会社の経営状況が
対立構造にならぬ様これからも
頑張りたいと思います。

実家を相続する予定なんだったら、
今は自由気ままな賃貸暮らしをして、
子どもが独立してから実家を
リノベして住んだっていいじゃない。

新しく家を建てるのと、
家賃+リノベ費用であれば、
もう変わらない時代になる。

家を建てる事だけが、自分の巣を
作る事ではないですから。

というのが前段のお話で、
本題も似たような話ですが、
建築会社の担当者や、
設計士さんが言う事って、
どのくらい本気で言ってる?

という事になります。

時折書いてますが、私が
やりたいのは、家を建てる事
ではありません。

住まいを通して如何に社会を
良い物にしていくのか。

というのが弊社の存在意義。

社会情勢や時代背景から、
どのような企業であれば、
みんなが豊かになっていくか。

請けるべき仕事とそうでない仕事。
自らの倫理感に触れることなく
最も矛盾の少ない事を目指す。

業界は縮小する。
今、会社を広げれば、
必ず地域の会社との競争は
激しくなる。だから
建築会社同士でパイを争う
拡大路線は行わない。

しかし高断熱な家を作る会社でも
空調計画の知識や技術は、
全く勉強したことが無い
という人も多いので、
私の技術が顧客に届くよう、
本業に差し支えない範囲で
知識や技術の伝承に努める。

私も住まい手も、
他の作り手もみんなが
良くなることを考える。

誰かを敵にして、
誰かの犠牲の上で成り立つ
社会の未来を善しとしない。

持続可能な世界を目指す。
個人として地球や後世に
迷惑をかける生き方は
なるべくしないようにする。

いつもかなり意識して、
公共交通機関を使ってます。

おかげで20年以上乗っている
初期型プリウスは35万キロを
目前になかなかメーターが
進んでいません。

車は修理不可で動かなくなるまで
使い続ける事にしています。

長く使っている物にこそ、
愛着が湧くタイプです。

ちなみに今でも乗っている自転車は
高校2年生の時に買ったもの。
一度レストアしています。

洋服を買う時の優先順位は
①国内製造品
②フェアトレード品
③古着

家庭ではご飯を残すな親父。
醤油やツユ、タレも最後に
使い切れる分しか入れない。

飲み放題食べ放題などの、
食材の価値をディスカウントする
サービスは極力選ばない。

使い捨てる消費行動は
けっこうストレスを感じます。

だから使い捨ての不織布マスクは
私にとっては毎日の小さな
罪悪感の源だったりします。

勿論完璧じゃない。
電気つけっぱなしで
ソファーで寝てしまい、
何が節電だと妻に怒られる
事もしばしばあります。

私より地球環境に優しい
生き方をしている人は
ごまんといますので、
まだまだです。

自らの価値観に沿った
生き方働き方をするのは
誰にも嘘をつかずに済む。
特に自分に対して。

それが世間の支持を
得られて自分や周囲の
糧を得る事につながると
非常に心穏やかに生きられる。

本当はエネルギーを使った
派手な遊びが大好きなのに、
省エネを勧める仕事をする。
みたいな立場だったとしたら、
色んな心の葛藤があったと思う。

猫も杓子もSDGsのこの時代、
嫌々省エネをやっている人も
たまに見たり聞いたりします。

健康省エネな家を作っているのに
タバコも吸うし燃費の悪い車も好き。

そういう人だっていっぱいいます。
じゃあ、そういう人はダメなのか?

そうではないと、私は思う。
個人の好きな事と仕事上の建前が
一致していないとダメ?

完全一致する人なんていないでしょう。
私はお酒が大好きです。
お酒なんてこの世から消え去っても
持続可能な社会が実現できない
なんてことは一切ありませんが、
私はこの世からお酒が無くなると悲しい。

アイドルは恋愛するな。
スープストックは離乳食を出すな。
星野リゾートはマスクを外すな。

人は他人の矛盾したように見える
行いを責める時はどうしても声が
大きくなりがちです。

私も自分自身ではそれなりに
こだわりを持った生き方を
しているつもりですが、
それを他の誰かに押し付ける
事はなるべくしないように
心がけております。
(家族にはつい言ってしまいがち)

家は省エネがいいと思うけど、
車はやっぱり大排気量だよね。

という作り手が居てもいい。
そういう人を排除しないのが
多様性のある社会という事では?

ただ、嘘をつくのはよくない。
自分の思っている事やっている事
ありのままを社会に提示して、
そのうえで受け入れてもらわないと
そのうち自分が疲れてしまう。

疲れてしまうと仕事は長続きしない。
住宅業界の場合、長続きしないのが
一番顧客に迷惑が掛かる事です。

だから自分の思いに素直かどうかを
見極めるという意味で、つくり手が
坊主の不信心になっていないかは、
見極めたほうがいいかもですね。

#長寿命住宅 #住み継がれる家 #住宅を消費しない

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー