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すごいぞ自然通風

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は山梨の空調講座
8回目になります。

場所は静岡県静岡市葵区。
の、うんと山の方。

静岡にもこんな景色が
あったんだと思わされる
山育ちにはなんとなく落ち着く
景色の中での講座でした。

空調講座というと、
機械による空調計画を
想像する方も多いですが、
今回は扉を開けて外の風を
思いっきり入れながら、
それを実測して、通風換気が
どのくらいの冷房に相当するか
ということを実測しました。

何度か書いておりますが、
空調とは空気のエネルギー差と
風量の掛け算になります。

機械式の空調は、空気の
エネルギー差を大きくして
涼を得るというのが基本に。

対して、自然通風のポイントは、
圧倒的な風量になります。

一見無風に見える室内でも、
実測してみると窓からは、
1000m3/hを超える空気が
入ってきていたりします。

これは14畳用エアコンが、
本気で動いた時くらいの風量。

エアコンが本気で動くと、
それなりの音と風が出る。

しかし、実測した環境は、
音も風も感じない。

これ以上ないくらい、優しく
大量の風を運んでいました。

家の中で発生した熱や湿気を
その大量の空気移動によって
排出するというのが、
自然通風になります。

本日の実測値だと、
約800Wの冷気が、
1つの窓から供給されていた。

6畳用エアコンが2200Wです。
その1/3程度の能力を無料で
享受できておりました。

もう真夏に通風で家の中の
温湿度をコントロールするのは
現実的な話ではありませんが、
今の時期であれば、通風による
温湿度調整というのは有効。

そして、本気でそれをやるなら
適当に窓を開けるのではなく、
できる限り狙ってコントロールを
したいところです。

暑すぎず、寒すぎず。
日中、人の意識がある環境下での
窓開けと、夜間の無意識下でのそれ。

エアコンの方がボタン一つで
便利ではありますが、
停電時などは、自分が身につけた
効果的な窓開けによる温湿度調整が
頼りですからね。

高断熱化により窓は小さく、
そして開かない仕様が増えていますが、
5月10月の気持ちの良い時期の風を
有効利用できるくらいの事は、
やっておいて良いと思います。

どうぞ、参考にしていただければと。

そしてメルマガ配信の大幅遅延
失礼いたしました。

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー