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それでも外壁を黒にするなら

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は現場での打合せ。
木工事が終わった現場と
木工事最中の現場。

暑い中立ち会っていただいた
お施主様、大変お疲れさまでした。

さて、本日は外壁の色の話。

もう何度もネタにしておりますので
メルマガを登録して長い方は、
あれ、見たことあるな、この話。

って思われるかもしれませんが、
お付き合いいただければと。

今日、私、黒いポロシャツで
移動しております。

初代プリウス君は窓を全開にして
風を感じながら走ります。

ちょっと、バッテリーが弱くて、、、

黒いシャツは日射が当たると
やっぱり暑いですね。

白いシャツにすればよかったと
少し後悔しながら移動してます。

黒い物の方が日射を吸収するから
暑くなりやすいというのは、
誰もが経験的に知っているかと。

じゃあ、家の外壁はどう?

という話ですが、やっぱり黒は
表面温度が高くなる。

白い壁と比べて10℃程度、
外壁の温度が変わるんです。

その温度勾配で熱移動が始まるから
やっぱり黒い外壁の方が、
夏は暑くなりやすいという事に。

もう8年も前の話になりますが、
新建ハウジングさんにて、
コラムを書かせていただいてました。

そのうちの1つが、遮熱と外壁の
色についてというお話です。
↓     ↓
%url1%{https://www.s-housing.jp/archives/97487}

今も昔も、遮熱材ってどうなの?
というトピックは延々と繰り返し
議論されてきておりますが、
研究段階で結論が出ているのは
もう半世紀以上前の事になります。

これも、効く効かないじゃなくて、
どういう場合には適しているか、
という事になります。

で、外壁を黒にするのであれば、
表面の温度が上がってしまうのは
仕方がありません。

その後、断熱材の外側表面に
至るまでに何℃、温度を下げられるか
という事を工夫してあげればよい。

通気層を分厚くして通気量を確保する
という工夫も一つです。

壁体内で遮熱材を使う、というのも一つです。

付加断熱等をして、断熱力を
上げてあげるというのも一つです。

やってはいけないのは、無策で
黒い外壁を導入してしまう事。

黒い外壁を好まれる方は
一定数おられます。
選んじゃダメと言うつもりはない。

だけど、選ぶんだったら何かしら
家が暑くならない工夫をしようね。
というお話です。

白い外壁を選ぶならそういう工夫は
要らないかというと、そこまでじゃない。

程度問題ではありますが、
その「程度」がどんなものかを
数字で把握している設計者さんは
決して多くありません。

依頼先がよく分かってなさそうなら、
白を選んだ方が無難かもです。

参考にしていただければと。

#本質的な家づくり #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー