凰建設の森です。
今日は冬至。
太陽の動き、見られました?
岐阜は朝のうちは雨。
昼前から晴れ間が出てきたか?
と思ったらまた雨。
なかなかお日様の顔は
拝めませんでした。
今日は机周りや各種機材の
環境整備と、明日の講演会の
スライドづくり。
少しすっきりしました。
さて、本日の話題は、
ついにあの事件において、
お上の裁きが下されました。
たまにこのメルマガでも
紹介するこちらの告発動画
↓ ↓
%url1%{https://youtu.be/BuBhMT2NqDk}
建築会社と共に批判されていたのが
行政と指定確認検査機関。
昨日付で、一定期間業務停止処分の
お達しが出ております。
↓ ↓
%url2%{https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001579347.pdf}
今回の処分は、全部で3社。
そのうち例の件の審査機関が
最も重い「業務の停止」処分です。
こちらの審査機関、全国各地で
「なんか急に動きが鈍いんだけど?」
っていう話が出てきておりまして
私の所にも問い合わせが、、、
↓ ↓
%url3%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/12/377ae4e050742191a437d7f350c047de.png}
あらら、大変ですね。
では済まないかもしれない。
もし、あなたの家づくりが
確認申請段階であって、
当該検査機関に建築会社が
確認を依頼するつもりだったなら
着工が延びる可能性が高い。
他の確認機関に切り替えたり
直接役所に確認申請を出したり
という対策が出来ればいいのですが
この年末年始のバタバタの時期。
そんなにうまく行くとは思えない。
この問題、勿論指定確認検査機関も
悪い部分はあるのですが、
原因はそこではありません。
仕事というのは上流から流れてくる。
お施主様→建築会社→検査機関
という風にですね。
動画を見れば分かりますが、
これは真っ黒に近いグレーな案件。
なんでそんな計画になってしまったか。
脱法行為みたいな事を
してでも注文が欲しかった建築会社。
希望を全部叶えなくては
気が済まなかったお施主様。
姉歯建築士の耐震偽装と同じような
力関係の背景が透けて見えます。
今だけカネだけ自分だけ。
強いストレスの掛かる状況においては
人間は判断を誤るものです。
お施主様からのプレッシャーが凄い。
建築会社から審査機関へのそれも凄い。
建築会社の担当も審査機関の担当も
相当に神経がすり減っていたことかと。
違法行為はやってはいけない事。
その倫理観がすり潰されるくらいの
事があの建物の申請時には、
起きていたことが想像できます。
お施主様は違法な事をしている
なんて認識は無かったはず。
ただただ、自分たちの希望を
叶えるべく要望を出していただけ。
それが一線を踏み越えているなんて
思ってもみなかった。
家づくりは一生に一度の事です。
自分の言っていることが、
一線を踏み越えるレベルの物なのか
なんてお施主様は分かりません。
ただ、ほぼ確実に言えることは、
「この会社、他より自由がきいて
それでいて他より安いのね。」
という認識はあったはずです。
それも圧倒的なレベルだったはず。
そこに疑問を抱かずに、
もっとネゴが利くかも!
って思っていたのではないかと。
お施主様は善意ではありますが、
大きすぎる期待と要望だった。
建築会社は高額物件を前に
どうしても引くに引けず
一線を越えてしまった。
最後の良心の砦である
指定確認検査機関で、
それを止められなかった。
こいつ(建築会社)
やるつもりだな、、、
と分かってはいたけど、
確認申請を降ろしてしまった。
倫理観が大事なのはみんな
分かっている。だけど、
倒産寸前の会社であったり
上司や外部からの強い
圧が掛かっていたりする
環境下では、倫理観は
しばしば吹き飛んでしまう。
ブラック企業で心を壊したり
するという話も、同じような
感じだと思います。
来年は建築会社の倒産が
増えると言われております。
依頼先選びはくれぐれも慎重に。
そして、ブラック企業の背景には
厳しすぎる顧客からの要望が
あったりすることも多いです。
BtoC商品の最高峰、
注文住宅においては、
一人一人のお施主様が、
ブラック企業を生み出し得る
力を持っていると思っていい。
指定確認検査機関は倫理に
気をつけてほしいと思います。
私たち建築会社も気をつける。
お施主様におかれましても、
頭の片隅くらいで
気をつけていただければと。
だって、結局今回の件で、
一番困っているのはお施主様。
ああなりたい人なんて、
誰一人としていませんから。
どうぞ、お互いに気をつけて
やっていきましょう。
