凰建設の森です。
本日も会議がメイン。
鳥取県さんとの打ち合わせ。
独自の断熱基準を設け
県内の住宅の断熱化を
図っておられる鳥取県。
次のステップは既存改修。
回り回って私も呼ばれ、
既存改修の施工基準などを
策定する為に今動いてます。
岐阜県にもこんな熱い
公務員さんが居てほしい。
喜んで協力するのに。
さて、本日の話題は、
既に電気料金の明細などから
肌で感じておられる方も
多いかと思いますが、
エネルギーの値上がりについて。
日本国内はまだいい方で、
EU諸国は悲鳴を上げています。
↓ ↓
%url1%{https://twitter.com/baroncia/status/1492464921480679424}
EUのガスはその多くをロシアからの
パイプラインで輸入しております。
ウクライナ情勢や厳冬の影響もあり
ガス供給が不安定な状態に。
それが市民生活に大きな影響を
与えているのが現状になります。
EUでガスが足りないという事で
世界のガス生産国は、EU向けの
ガス輸出を強化し始めております。
とはいえ、ガスの取引も、その場で
はいどうぞという感じにはできず、
事前に取引量の取り決めがあります。
なので、EUにガスを送る分、他の国に
渡すはずだったガスの量を削る
という事にもなったりするんですね。
ロシア→EUという大きなガスの取引が
あるのと同様に、日本にも
豪州→日本という液化ガスの巨大な
取引市場が存在します。
日本がEUにガスを融通というニュースが
先週流れましたが、まさにそれが
日本が確保していた取引量をEUに
譲るという事になります。
↓ ↓
%url2%{https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220209-OYT1T50138/}
EUと喧嘩していたわけではありませんが、
上杉謙信が塩の交易禁止をしなかったように
EUに対して塩(ガス)を送ったわけですね。
とはいえ日本も決して余裕のある状況ではない。
ただでさえ発電用のガスが足りず電力が
ひっ迫しているこの状況において、
他国に融通するという事は、日本の国内需要を
賄いきれなくなる可能性があります。
ではどうする?
省エネを呼び掛けて供給不足に
ならないようにすればいい。
でも、省エネを呼びかけられて、
ハイそうですねと、省エネに
協力してくれる人がどれほどいるか。
そんな単純な事で解決するなら、
世界はこんなに悩んでいません。
じゃあ、省エネせざるを得なくさせるか。
エネルギー料金を値上げすれば、
先ほどのEU方のように、省エネの
方法を色々考えてくれるんです。
現にじわじわと値上がりを
させるだけで、日本国内でも
電気代やガス代の高騰と、
それの対策についてのニュースや
記事が増えてきております。
日本はエネルギー資源を
持たない国になります。
豊富な森林資源はありますが、
EUの一部の国のようにそれで
国民の生活を賄おうとするには、
余りにも人の数が多すぎる。
エネルギーと食料の自給率は
日本のアキレス腱。
エネルギーの安定供給の為には
・自国でエネルギーを創る
・他国に負けない価格で買う
そのどちらかしかありません。
前者は大きな初期投資が必要。
後者は継続的にお金がかかり続ける。
特に、他国に比べて経済成長の
速度で差を付けられている今、
他国に負けない価格で買うのは
日本にとってはなかなかつらい。
円高が進んでくれればまだいいけど
この1年位はじわじわと円安に。
いずれにしても、国際的に
エネルギー供給が不安定なら
日本のエネルギー価格も、
上がっていくシナリオしか
ないという事です。
エネルギーの値上がりは、
私たちではどうすることも
できません。
私たちにできる事は、せめて
エネルギーを沢山使わなくても
済むような暮らし方をすること。
今後エネルギー価格が
3倍程度になるとします。
(欧州のガスは1年で3倍)
↓ ↓
%url3%{https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2022/02/370988.php}
今、売電分を考慮しないで
年間16万円のエネルギーコスト
が掛かっている家なら48万円。
(プラス32万円)
今、年間8万円なら24万円。
(プラス16万円)
今、年間4万円なら12万円。
(プラス8万円)
売電分を考慮しないというのは
エネルギー価格が上がっても
売電価格が上がる訳ではないから。
当たり前の話ですが、
元々省エネな家を作っておけば
エネルギー価格高騰の影響は
どんどん小さくなっていきます。
年間16万円は世間一般で言う
高気密高断熱の家の大体こんなもん
っていう光熱費になります。
年間8万円は、ここ1~2年で
お引き渡しをさせていただいた
私のお施主様の平均程度。
年間4万円はPHプレミアム級で
アクティブにお住まいの
お施主様のリアルな数字。
(ちょっと繰り上げてます)
年間24万円の光熱費の差が
出てくると、40年で960万円。
そんなに差が付くわけない。
って、ちょっと前なら、
言い切れたかもしれません。
しかし今でもそう断言できるよ。
賭けてもいいよっていう人って
いるでしょうか?
これは既に、あり得るリスク
と考えても良いと思います。
無視するにはちょっと怖い。
さて、エネルギーの値上がり。
あなたはどう読みますか?
そして、どう判断するでしょうか。
あなたの周りであなたに色々
アドバイスをしてくれる人が
いると思います。
家づくりの先輩然り、依頼先然り。
私も含めてですが、アドバイスは
するけど責任は負えません。
ご自身と家族の生活を守る為
あなたが決断し責任を負うんです。
悔いのない選択ができる事を
切に願っております。
