凰建設の森です。
本日はZOOM打ち合わせと
リアル打ち合わせ。
ZOOM打ち合わせも
だいぶ認知が進んできました。
お互い移動しなくて済むので
楽だと思います。
さて、本日の話題は、
表題の通り。
こう書くと、建築会社から
住まい手さんに対しての
ファーストコンタクトだと
思う方の方が多いでしょうが、
今日は逆のお話です。
というのも、久しぶりに
「相見積もりをお願いしたい」
という相談が入りましたので。
家づくりを始めた際、
一番最初に気になるのが、
「いくらかかるんだろう」
という事になります。
また、「損をしたくない」
も強い願望かと。
注文住宅は定価の無い買い物。
割高なものを掴みたくない。
そう考えるのは至極当然。
また、業界内の建築会社の
立ち位置が非常に分かりづらい。
車であれば、SUZUKIのお店と
LEXUSのお店であれば、
仕様も価格帯も全然違うのは
殆どの人が認識してます。
しかし、建築会社だと、
施工のみでも請けるのか、
設計施工専門なのか、
設計だけをやる会社なのか、
オートクチュールかプレタポルテか
ぱっと見分かりにくいです。
恐らくメルマガを読んでくださる
殆どの方は、凰建設は、
設計施工を行う注文住宅専門会社
という認識でおられるかと。
でも、やはり家づくりの勉強を
始めたばかりの方であれば、
よく分からないはずです。
だから、とりあえず凰建設にも
相見積もりを依頼してみるか。
ネットの家づくりノウハウにも、
色んなところに相見積もりを
お願いするといいよ。って
書いてあることだし。
となったのではと想像します。
で、来場予約フォームから
「他社に間取りと見積りを
出してもらったのですが
鳳建設さんにも見積りを
お願いしてみたいなと思い
連絡しました。 」
とコメントを添えて問い合わせ。
うちに来場予約をいただいた
方であれば分かると思いますが、
私を指名する場合、殆どの場合
希望の予約日時は取れません。
平日であれば比較的近い日で
大丈夫な事もありますが、
土日指定だと、1か月以上
お待ちいただくことも。
なので、その旨お伝えしたところ
「見学はそんなに埋まっているんですね、
他社の図面?の条件に近いもので
相見積もりをお願いしたいのですが
モデルハウス見学をせずに可能ですか?」
というお返事。
施工専門にやっている工務店であれば
特にこのやり取りでも悪くないかと。
お互い金額だけでやり取りした方が
ビジネスライクで楽だという、
建築会社もありますので。
だけど、家づくりに思いを持って
やっている会社であればあるほど、
このやり取りは良くないです。
デートとかそういうのはいいから
勤め先と年収教えてくれる?
それから結婚相手の候補に
入れるかどうか決めますので。
婚活をしていたとして、
初対面の人にそう言われて
気持ちの良い人はいないですよね。
こだわりを持っている会社だと、
先ほどのようなやり取りは、
まさにこんなことを言われている
気持ちになります。
今、日本で普通に生活をしていて、
オーダーメイドの商品を買うという
経験は殆どの人がしません。
楽天やアマゾンなどで、仕様と値段が
決まっているものの中から選ぶ。
お店で展示してあるものの中から
選んで買う。みたいなのが一般的。
その場合は、値段というのは、
非常に大きな要素になります。
しかし、洋服でも鞄でも何でも、
オーダーメイドの商品というのは
存在します。
オーダーメイドの商品を提供している
人で、その商品に思い入れが無い
なんていう人はいません。
どんな分野でも。
その方々は値段より先に、思いがある。
値段だけで動くわけじゃないはず。
しかし多くの日本人にとって、
注文住宅というのは生まれて初めての
オーダーメイド商品になります。
そこで、普段の買い物の癖が出る。
「これ、いくらなん?」
もし、そういう買い物をしたいなら、
訪ねるべきは住宅展示場です。
喜んで受けてくれるでしょう。
オーダーメイドを謳ってあるけど
相見積もり案件を受ける会社があるなら、
仕事が無くて苦しい状況のはず。
背に腹は替えられぬと、
相見積もりに手を出します。
そういう会社を選別するつもりなら
こういう問い合わせの仕方も有りかも。
だけど、本当に注文住宅を成功
させたかったらこの
ファーストコンタクトの取り方は
下策に当たります
地域の中でも、良い会社ほど、
離れていくはず。
今は本当に二極化の時代です。
一部の本当に忙しくて
手が足りない建築会社と、
暇で仕方がない会社。
本当に忙しい会社さんが
相見積もり案件に手を出すと、
待ってくれているお客さんに
割ける時間が少なくなるため
迷惑をかける事に。
取引というと、日本ではどうしても
買う方が上、売る方が下、
みたいな気持ちが芽生えがちです。
恐らくあなたの業界でも
そういう傾向はあるかと思います。
しかし売るほうにも選ぶ権利は有ります。
失敗したくない。
いくらかかるか知りたい。
気持ちは分かりますが、
それを前面に出して会社選びをすると
その気持ちを手玉に取るのが上手い人が
集まってくるだけになります。
問い合わせ先の会社に合った
問い合わせ方ができると、
たぶん、担当者さんはいつも以上に
頑張ってくれると思います。
是非是非参考にしていただければ。
