これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

リスクを正しく評価しよう。

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

何だか暑くなってきました。
と思ったら最高気温は30℃超え。

あらら、もう夏ですね。

最近動画を見る事が多く。
あっちこっちで色んな
コンテンツが出来ていきます。

流行りに乗って、先週の
あすなろ建築工房さんとの
対談動画をまとめて
youtubeにアップ致しました。
↓     ↓
%url1%{https://youtu.be/wGUTZMP6L-E}

良かったらご覧下さいませ。

そして、明日は青森の
スーパー工務店、菊池組さんと
インスタライブになります。

高断熱をやっている工務店は
日本全国にありますが、
本気でUA値0.2を切った
家を作っている会社って
ごくわずかです。

なので、そのごくわずかのうちの
2社で断熱対談をやってみようと。

UA値が0.2を下回ると、
どんな事が起こり始めるのか。
はたまたそんなに変わらないのか。

岐阜と青森という地域の違いが
ありますが、面白い対談に
なるかと思います。

菊池組さんHPはこちら
↓     ↓
%url2%{http://www.kikuchi-gumi.com/index.html}

HPのイメージとはがらりと違う
ものすごいかっこいい建物を
作られております。

菊池組さんのインスタアカウントは
↓     ↓
%url3%{https://www.instagram.com/kikuchi_gumi/}

よろしくお願いいたします。

さて、家づくりをしていると
様々なリスクを考える事に。

光熱費、地震、台風、劣化、
白蟻、電磁波、水質、熱中症
ヒートショック、などなど。

多分、私も含めてこれらのリスクを
正しく定量的に把握できている
設計者さんというのはいません。

必ず個人の考え方というバイアスが
かかってしまい、あるリスクを
軽視し、あるリスクを過大評価。

例えば私なんかはヒートショックや
光熱費のリスクを過大評価。
たぶんですけども。

これ、リスクを定量化して
考える為のツールなどはない。

だけど、考える手法はあります。
「お金」に換算して考える事。

例えば、地震のリスクです。
倒れてしまうと3000万円で
建てられた家はパーに。

なのでリスクの価格は7000万円。
だけど、全ての家がそうではない。
世の中の家の圧倒的多数は
地震で倒れることなく、人の手で
解体されているからです。

全国に6000万戸の住居があり、
地震の影響で壊れた建物が
30万戸だとすると、地震で
壊れる確率は0.5%です。

という事は3000万円の0.5%で
15万円程度が地震リスク。

ちなみに30万戸というのは、
東日本大震災時の全壊半壊を
合わせた数字なのでかなり高めの
リスク値を取っております。

同じく火災で燃える確率は0.024%
なので72,000円のリスク。

風水害は家が住めなくならなくても
結構な被害が出ます。
一昨年の大損害を全世帯で均すと
26,923円のリスク。

勿論、地震も2011年単年度の
リスク評価では高すぎるし、
風水害も2018年単年度では高すぎ。

全部均すと火災のリスクと
同程度以下になるかと思います。

そのリスクを肩代わりするのが
保険商品ですね。

組合や共済を地域で作って
助け合うのであれば、火災の為に
各家庭毎年7200円ずつ払って
積み立てをしていけばOK。

しかし、それの胴元が保険会社だと
火災保険料は安くても10,000円以上
3,000円分は保険会社の取り分。

1000世帯が加入する保険であれば
保険会社は年間300万円の収入に。
社会の仕組みってそんなもん。

光熱費については難しい。
何を基準にして算出するかが。

例えばUA値0.87の次世代基準
程度の建物をUA値0.46程度に
して、光熱費が年間5万円浮くとする。

これ、UA値だけではなく家の広さや
外気温など、様々な要因があるので
一概に言えませんので、約5万円。

だいたいそんな数字になります。

一生涯のうちに、被災するかどうか
分からない地震や風水害と違い、
光熱費の削減は全ての世帯で、
100%起きるんですよね。

だから、断熱はなるべく入れたほうが
リスク対策という観点からも得。
って思います。

また、リスク対策をすると
必ず別のリスクも発生します。

例えばコロナを拡散させない為に
社会を封鎖します。
すると、経済がおかしくなります。
どのあたりでお互いが許容するか
という妥協ポイントを探すことが
大切になってきます。

住宅の場合は、やり過ぎると
お金がかかるというのが、
別のリスクになるかと思います。

例えば岐阜県は、日本でも有数の
水が綺麗な場所になります。
なんたって県のキャッチコピーは
「清流の国」ですからね。

そこに浄水器を仕掛けるのは
味以外に意味はありません。

なので、本当にこのリスクに、
お金を掛けるべき価値があるのか。

よくよくご検討ください。

#災害に強い家

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー