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予備は1つの目的だけじゃない。

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日もバタバタ。
今週末に初めての
プラン打合せがある
現場のCAD入力。

お昼からの間取り打ち合わせの
準備をしていたら、
12時に社内検査の約束を
していたのをすっかり
忘れてしまい催促の連絡。

お昼からの打ち合わせが終わり
よしメルマガだと思ったら
夕方に予定していた講演会の
打合せの方が来る時間に
なってしまいました。

明日から3日間、横浜東京に
出張になります。

すみません色々宿題が
溜まっておるのですが、
全然追いついておりません。

問い合わせのお返事等
ご迷惑をおかけしております。

さて、本日の話題は
エアコンの予備電源は必要?

というお話になります。

高断熱住宅になると、
エアコンの数は減ります。

弊社のお施主様ですと
1~2台のエアコンで冷房。

暖房は1台でという人も多い。

でも、最近はなるべく各個室に
予備のエアコン用電源とスリーブを
空けておくことをお勧めしております。

個室の多い家ですと、予備の
スリーブの個数が6個とか7個とか
省エネじゃない家と同じくらいに
なってしまう事もあったりします。

結局そんなに沢山のエアコンが要るなら
メンテや買い替えのコストが
沢山かかるのでは?
と心配になられる方もおられます。

結局各部屋にエアコンが要るのか?

それは、正確に言えば、「分からない」
になります。何が分からないかというと、
50年後にその家がどんな使われ方を
しているかが「分からない」です。

物凄い大家族で住んでいるかもしれない。
超暑がり寒がりの人が家族にいて、
その人の部屋だけ3℃位違う温度設定で
過ごす必要があるかもしれない。

今の家族が住む間の空調負荷は
今の情報で計算が可能です。

しかし、家を建てた世代の人が
亡くなった後の家の使われ方は
その時になってみないと分からない。

エアコンの必要台数が変わったり、
小屋裏エアコンや床下エアコンが
使ってはいけないものになるかもしれない。
(そんな気配は今はありません)

その為の、予備スリーブになります。

また、高断熱住宅にとって、
完成後の外壁の穴あけはリスクが高い。

べつに高断熱じゃないという家でも
出来れば避けたいものになりますが。

しかし、世の中の変化に応じて、
設備の流行り廃りはやってくる。

例えば電気自動車用の充電設備。

エアコン用の独立回路電源と
家を貫通する孔がセットになっている
エアコン用の予備電源とスリーブは、
工事の手間を大幅に少なくして
屋外に電気を供給できます。

その他にも今後どんな技術が
生まれてくるかは分かりません。

いざという時の為の備えとして
エアコン用の電源とスリーブは
相当に役立つものになります。

私自身、それで救われたこともある。

予備が無かったが為に、
お客様に迷惑を掛けたこともある。

家づくりをしていると、
とかく近視眼的になりがち。

しかし、家はあなたの代だけでも、
これから先30年程の長きに渡り
使っていくものになります。

そして、もしあなたの代だけで、
その家を打ち捨てようと思うなら
家づくりはしない方がいい。

これまでと同じ轍を踏むだけ。
社会全体はあなたのせいで、
また一つ貧しくなっていきます。

あなたがこの世を卒業する時、
後世に生きる人の住まいを
奪って死んでいくのか、
まだまだ住める家を提供して
人生を終えていくのか。

家に拡張性を持たせることは、
後々の安心につながります。

スリーブと電源だけで、
何十万もするわけじゃない。

しかし、後からスリーブと
電源を持ってこようとすると
何十万も掛かる場合も有る。

余裕があれば、入れておくのに
越したことはありません。

#快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー