凰建設の森です。
本日はお勉強の日。
埼玉の小林建設さんに。
最近、空調講座もあって、
東京駅まで行くことが多い。
明日も学校の授業なので、
日帰りではありますが、
少しずつインプットを
増やしております。
最近講演や講座、原稿の依頼、
パネルディスカッションの
出演などの依頼がまた
増えてきました。
話すネタはたくさんありますが、
資料を毎回その会向けに
ちょいちょい直しますので、
やっぱり時間が取られます。
求められているうちが華なので
気力の続く限り頑張ります。
さて、今日の話題は、
毎年このくらいの季節になると
言い始める、無暖房無冷房
チャレンジについてです。
本当に高断熱でパッシブデザインが
有効な家に住んでいるという
自負があるのなら、秋分の日から
冬至まで、無暖房無冷房で暮らす
チャレンジをしてみてはいかが?
という私からの挑戦状みたいなもの。
暑さ寒さも彼岸まで。
っていうじゃないですか。
岐阜の場合、夏は40℃近くまで
気温が上昇するのですが、
彼岸あたりになると、
夜から明け方にかけて、
20℃を下回る日が出てきます。
そうなると、夜寝る時に、
ナイトパージが有効な窓を
開けておいて夜の間に家を
冷やしておき、日中はその
貯めた冷気でやり過ごす。
という生活ができるようになる。
家の中が27℃60%
家の外が21℃70%
という環境の場合、
60cm×50cmの小窓から
1m/sの風が通り抜けると、
4.5kWの出力でエアコンが
動いていることになります。
次第に家の中が冷えていきますので
最後の方は4.5kWも出ませんが、
それでも明け方には23℃程度まで
家がきっちり冷めている感じに。
10月半ばまではそんな感じで
ナイトパージ生活。
10月半ばから11月いっぱいは、
日中も適宜窓を開けて、日照と
通風のコントロールを。
パッシブデザインが生きている
家に住んでいる場合、11月いっぱいは
冷房期間になります。
ええ、冷房つけなきゃダメなの?
いえいえ、外には十分冷たくて
気持ちいい空気があるのですから、
エアコンに頼らずとも外の空気を
入れる自然の冷房がちょうどいい。
家を暑くすることも寒くすることも、
自由自在にコントロールできるのが
高性能なパッシブデザインの家の11月。
個人的には11月と3月が最も
高性能な家の暮らしを楽しんでほしい
と思っております。
12月になると、クリスマスに向け
無暖房チャレンジ期間になります。
オーバーヒートに気をつけながら、
日射の力でちょうどいい環境づくりを
目指していただきたい。
って、毎年言ってたんです。
しかし、今年は無理かもしれない。
というのも、最近の気温を見てても、
夜の温湿度が下がらない。
例年よりも5℃近く高いんだもん。
これはちょっと無冷房チャレンジは
厳しいかもしれません。
我慢すれば出来ます。
でも、せっかく高断熱の家に
住んだのに、我慢してまで
暮らすことはありません。
真夏の日中と比べれば外気温は
ずっと低いわけですから、
エアコンのCOPだって
爆上がりです。
できれば、日中に太陽光で
ガンガンに冷やしておいて、
夜はエアコンを止めて寝る。
みたいなのが理想的ですが、
今年は彼岸を過ぎても1日
つけっぱなしは致し方ないかも。
無暖房チャレンジは、
我慢をしようと言っている
ものではありません。
工夫をしようと言っています。
快適性は変えずに、
生活の工夫をすることで、
この期間を過ごしてみませんか
という提案になります。
なので、ちょっとお彼岸は過ぎて
しまうのですが、夜から明け方の
気温が20℃まで下がるように
なったら、無冷房チャレンジを
してみませんか?
最初は冷えなかったり
冷やし過ぎたりして、
戸惑うこともあると思う。
でも、慣れてくれば、
天気予報を見ながら、
今日はこのくらい開けて
寝てみようかな。
って、感覚を掴めるように。
そんなふうに、楽しめるのも
高性能住宅ならでは。
特に、高性能な家に住んで
3年目以降の人だと、
エアコンつけて涼しいのは
もう十分わかっているはず。
次は、エアコンなしでも、
なんだ我が家は行けるじゃないか
という、家の新しい一面を
見つける旅をしてみるのも
また楽しいことですよ。
もしよければ、参考に。
