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写真で分からないもの2つ

長く住める家

凰建設の森です。

本日はお客様のご来社。
弊社にはモデルハウスとして
見ていただける建物が2つ。

そのうち一つは私の自宅。

そこを見たいというご予約が
入りますと、前日は夫婦で
片付け大会になります。

そこを見たいという予約は
2か月に1回程度ですが、
おかげで家が綺麗になります。

また、本日は色々と
イレギュラーがあり、
時間がずれたり、
打合せの方法が変わったり、
バタバタ致しました。

ご迷惑をおかけした方も。
すみません。

さて、本日の話題は、
家づくりにおいて、
写真や動画では分からない
ものをお伝えしたいと思います。

人間の感覚器は5つです。
写真や動画で伝わるのは、
見えるものと聞こえるもの。

人間の感覚はそれが大きいので
それだけでも大半の情報は
伝わるかと思います。

残りの3つ、匂いと味と触り心地。
味はさておいて、匂いと触り心地。

こればっかりは動画では伝わらない。
プレーナーや鉋を掛けた、
木肌のさらさらつるつる感。

上質な家具の革や布の手触り。
樹種ごとの匂いの違い。
逆に、接着剤を多用した家の臭さ。

新建材最盛期の1990年代への
アンチテーゼとして生まれた
自然素材思考の各種住宅。

無垢の木と漆喰で家を作ると
凄い健康住宅になるよ。

という本が2000年代に発売され
瞬く間に自然素材ブームを
巻き起こしました。

2010年代になると、断熱気密が
住宅のトレンドになりはじめ、
ブームはなりを潜めます。

そして、幅はぎ材やシナ合板など
無垢の木目を生かした建材でも
自然素材だという風に定義され、
無垢の木と漆喰で作る家の香りは
かなり忘れ去られたものに。

これは高断熱住宅の暖かい感覚と
同じことでして、そういう家で、
ゆっくりくつろいだ経験が無いと、
本物の自然素材でできた家の
匂いがどんなものなのかというのは
分からないんですね。

接着剤を使って作られた木工製品でも
木の匂いはするのですが、
木材の生の匂いとはまた違います。

接着剤などを使わない、混ざりっけなしの
自然素材の家の匂いはすごくいい。

個人的には杉の匂いが、あらゆる
種類の木材の中でも、ダントツに
いい香りがすると思います。

私の自宅はそういう物を
感じていただける仕様です。

勿論デメリットも。
杉は柔らかくて傷付きやすい。

人が爪を建ててもへこみます。

そういう事を踏まえて、杉の
内装材を愛でてもらえる
お施主様には是非お勧めしたい。

これは写真じゃわからない。

断熱気密は当然として、
是非混じりっけなしの
自然素材の家の香りも、
家を建てる時の参考に
体験しておいていただければ。

#流行より普遍性 #長寿命住宅

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー