凰建設の森です。
本日は改修工事の下見。
マンションリノベ的な。
その後PHJの東海支部の
集まりで事例発表。
という予定でおったのですが、
なんと、私、一か月間違えて
おりまして、来月ですよと。
危ない、そのまま会場に
行ってたら大惨事に。
9月と10月の境界があいまいに、、、
気をつけないといけませんね。
さて、本日も質問箱から
↓ ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/16054f23-5d61-41cb-a1de-bd10ca8a8e40/completed}
南面をトリプルにするか
ペアにするか問題ですね。
これ、非常に悩ましい。
日射取得が十分に
取れる地域の場合ですと、
国産メーカーの窓の場合
暖房負荷はペアの方が
低くなったりすることも。
トリプルガラスで
日射取得率が46%
熱還流率が0.59W/(m2K)
ペアガラスで
日射取得率が59%
熱還流率が1.2W/(m2K)
1月の暖房度時が12172℃h
1月の南面日射量が3.46kWh/m2日
で1m2のガラスを計算をします。
岐阜県岐阜市の想定だと
思っていただければと。
トリプルガラスは
取得熱49339.6Wh
熱損失7181.5Wh
差し引き+42158.1Wh
ペアガラスは
取得熱63283.4Wh
熱損失14606.4Wh
差し引き+48677.0Wh
6500Wh程度、
ペアガラスの方が熱収支が
大きいという事になります。
トリプルガラスの窓の場合
枠の部分の断熱性能が
違うという商品もあるので、
窓全体で考えると、
トリプルガラスがもう少し
頑張ったりすることも
あるのですが、微差。
だから基本的にはペアガラスの
樹脂窓の方が南面には有利。
ええ、じゃあ南面は全部
ペアの方がいいってこと?
いえ、必ずしもそうではない。
月のトータルも大事だけど、
一日の間の温度変化も重要。
日射取得は日中に行われるし、
窓から熱が逃げるピークは朝。
ペアガラスの家の場合、
一日の温度変化がより大きく
なるという事ですね。
日中はより暖かく、
明け方はより寒く。
トリプルガラスの場合は、
その変化を小さなものに
してくれます。
また、トリプルガラスの断熱性
ペアガラス並みの日射取得、
というガラスがあった場合、
月の熱収支は+56000Whに。
そんな窓があれば、
ペアかトリプルかで
悩むことはなくなってしまう。
そんな夢の窓が、佐藤の窓。
私が喜んで使う理由を
分かっていただけるかと。
この計算は岐阜県岐阜市の
気象を元にしたものですので
質問者さんの地域において、
本当にペアの方が有利なのかは
しっかり設計者さんに
計算をしてもらってください。
性能はイメージじゃなくて、
数字の話です。
数字を伴わずにアレコレ言うのは
プロではありません。
そして、ペアガラスでハニカムを
付ければいいじゃないかという話。
勿論それで補っていただいても
良いのですが、地域によっては、
暮らし方によっては、大量の結露が
発生してしまいます。
トリプルガラス+ハニカムでも
結露が発生する可能性が
あるのですから、ペアだと
もっとリスクが上がります。
自分が想定している暮らしの温湿度。
自分が住む地域の気象条件。
そして使用する窓とハニカム等。
その3つが分かれば、結露を
起こすのかどうかが計算できます。
それも併せて計算をしてもらえると
いいかなと思います。
選択肢を提示してもらったうえで、
ご自身で決めていただければと。
参考にしてくださいませ。
