凰建設の森です。
昨日のメルマガの感想で
「ミントは背が高いから
グランドカバーには不向きでは?」
というご意見が。
はい、おっしゃる通りですね。
グランドカバーって、
地面を埋め尽くすように蔓延る
草の方が向いています。
ミントを選んだ理由としては、
香りが良い事と使える事。
虫よけスプレーやお茶、
アイスの飾りなど色々。
そんな感じです。
本日は同業者の方が来社。
パッシブハウスを建てたいので
見学をさせてほしいとのこと。
パッシブハウスあるあるですが、
最初に取り組む人はけっこう
軽く考えていることが多い。
私も、今よりももう少しだけ
断熱を厚くすればいいんでしょ?
程度の認識で始めましたので。
そしてふたを開けてびっくり。
そんな所まできっちり計算するの?
というのが山ほどあるんです。
日本の省エネ計算が如何にザルか
思い知らされるわけですね。
日本ルールでいくら高性能を
謳ってもパッシブハウスには
なりません。
一条工務店さんが何度か
パッシブハウスの認定を取るべく
挑戦しているのですが、
取れないんです。
Q値0.51は十分にパッシブハウス
レベルの断熱性能になります。
しかし、窓周りや基礎周り、
隅角部の熱橋処理が甘すぎて
熱がダダ洩れ。
日本のルールは断熱材の厚みさえ
確保できれば、どれだけ熱橋が
沢山あってもほぼ無視してOK。
また、気密性能が足りない。
日本のルールで言うと、C値0.2。
それ以下を出さないとダメです。
極めつけは設計です。
きちんと分かっていないと、
どれだけ断熱を厚くしてもダメ。
特上の飛騨牛を、バイトの
おにーちゃんが適当に焼くような
素材良し、腕悪しの家では
やっぱり認定は取れません。
で、細かく冷暖房負荷を出すと、
パッシブハウスにならない。
という事で、一条工務店さんに
限らず、軽い気持ちで、
パッシブハウスを取ろうとして
みんなレベルの差に愕然とします。
富士登山くらいのつもりで来たら
エベレストでした。
トレーニングも機材も全然足りない。
みたいなものです。
そこで、諦める人が9割。
登ろうと、トレーニングを
始める人が1割。
そして登りきる人が1割の1割。
最近は日本で審査が出来るように
なりましたので、
山の高さが少し下がりましたが、
それでも日本にはパッシブハウスが
まだ20軒程度しかありません。
高気密高断熱を謳う会社さんは
全国に何千、何万とありますが、
パッシブハウス山を登り切った人は
100人もいないわけですね。
ぜひ、色んな方に挑戦を
してもらいたいなと思います。
構造計算でも温熱計算でも、
より高みを目指してやり切ったら
そこに知見と勘が生まれます。
これはやってはいけない、
これをやらなくてはならない。
それが身に染みるんですね。
「やったことがある」のと
「出来ない」のとでは大違いです。
なので、本当に高性能な家が
欲しければ、その設計者や会社が
どの程度高い山を登ったことが
あるのかを確認してみるといいかも。
世の中にはパッシブハウス山とか
Q1住宅レベル4山とか、
色んな高い山がありますから。
Q1住宅については、私も
あんまり知りませんので、
以前インスタライブでコラボした
ダイシンビルドの清水さんの
HPをご紹介。
↓ ↓
%url1%{https://www.daishinbuild.com/q1.html}
世の中の建築会社さん、
本当に色々な人が居ます。
ちゃんと実力のある人、
勉強熱心な人を選びましょう。
