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断熱の歴史は死屍累々

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日、大変な事を
やらかしてしまいました。

なんと、ご予約の予定を、
すっぽかす形に、、、、

昨年後半から、かつてない
問い合わせの連絡を頂くようになり
これはマズいという事で、
新たにメールアドレスを設け、
新規の対応用に使っておりました。
○○@ohtori.net
というメールアドレスがそれです。

そちらのメールもやり取りが
増えてきたという事で、
Gmailのメールの振り分け設定を
12月中頃に行いました。

概ねそれでうまく行っていたのですが、
何名かの方から、メールの返事が来ません
という連絡が届くようになり、

確認してみたところ、
結構な数のメールが上手く振り分けられて
おらず、返事すらできていない事が
発覚致しました。

そしてとうとう、すっぽかし事件が、、、

お返事が出来ていなかった皆様、そして
本日遠くからお越しいただいたのに
そのまま帰る事になってしまったお客様。

大変申し訳ありませんでした。

一度、過去1か月分くらいのメールを
見直してみますが、私からのメールが
返ってきていないぞという方が
お見えになりましたら、
大変申し訳ありませんが、
返事が無い旨、ご連絡を頂けると
助かります。

ご迷惑をおかけいたします。

という事件を起こしてしまい、
すっかり意気消沈しておりますが、
本日の話題は質問箱から。
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/b0a26ee6-45d1-4a30-b8ed-5ac382b7ca1a}

すごくよく勉強をされておられます。

EIFSは有名なので存じてましたが
Leaky condo crisisは
初耳でした。私も勉強になりました。

仰る通り、ご指摘の断熱工法は
過去に家を腐らせる事件を
起こしております。

そして、外断熱だけではなく
充填断熱においても、家が腐る
という事件は世界中で起きてます。

間違った断熱をしてしまうと、
家は逆に痛むという事です。

北米におけるEIFS然り、
北海道のナミダダケ然り、
北欧のシックハウス然り、

断熱住宅の歴史は死屍累々。

勿論、本州でも同様の
失敗例は枚挙に暇がありません。
断熱防水ミスはこうなります。
↓     ↓
%url2%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2021/01/840b063a03b47409adf7eefd42c763a0.jpg}

膨大な数の先達の失敗を乗り越え、
現在の技術が確立されております。

北欧のシックハウスや
日本のナミダダケ事件は
断熱に気密層を設けない事が原因。
断熱と気密防湿は必ずセットに
という教訓と技術が生まれました。

北米のEIFSや、質問箱にいただいた
Leaky condo crisisは、
外張り断熱をする場合は必ず
外張り断熱と構造用合板の間に、
数mmの隙間を空けて排湿する
という教訓と技術が生まれました。

なので、エコサームをはじめとする
湿式外張り断熱工法はほぼ全て、
断熱材の構造用合板側に、
細かく隙間をあけるような
素材形状になっております。

また、透湿防水シートが
危ないという話はこのメルマガを
読んでいる読者さんであれば
耳に挟んだことがあるかと
思いますが、世界の透湿防水シートは

不織布ベースは当たり前、
指向性透湿は当たり前、
更に進んで、シートに、
細かなイボが付いている
形状の物が普及し始めています。
↓     ↓
%url3%{https://youtu.be/UGMMT7MXsZw}

密着状態でも毛細管現象を
引き起こさず雨水が下に
流れ落ちるようになります。

日本は3週くらい周回遅れ。

通気層があっても無くても
施工をする技術は確立されています。

私の見解としては、どちらでもOK
というより、ケースバイケース。

外張り断熱において、通気層を
設けるメリットとしては、
夏の外壁の暑さを直に伝えない。
壁体内に雨水が侵入した時の
乾くスピードが速い。

という所でしょうか。

通気層を設けないメリットとして、
隣地からの火災があった際、
通気層内が炎の通り道になるのを
防いでくれるという物があります。

3年前、ロンドンの外断熱高層ビルが
火災になった際は、通気層内が
火の通り道になり、延焼を
助長したという事もありました。
↓     ↓
%url4%{https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E7%81%AB%E7%81%BD}

何を採用するかということについては
あなたが住まう地域の特性や、
あなたの住まい方に合わせて
良く知っているプロにアドバイスを
貰うのが一番だと思います。

とにかく、断熱の歴史は死屍累々。
現在進行形で、あちこちで、
間違った断熱の住宅が事故を
起こしています。

信頼できるプロに、
お願いをしてくださいませ。

本日の私は信頼を損ねたプロ。
大変反省しております、、、

#災害に強い家 #温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー