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新築とは骨をうずめる事

長く住める家

凰建設の森です。

本日は地域の会議
今日、明日と
来週の土日も。

そう、大きなイベントが
あるんですね。

世の中にはいろんな
仕事がありますが、
工務店という仕事は、
その顧客の100%が
地域の方になります。

自分が行ける範囲の
人にしか商品を
提供できません。

地域の盛衰は市場の盛衰。
自らの市場を守るためにも
地域社会が魅力あるもので
在り続けるための活動は
続けて行かなくてはならない。
そう思っています。

岐阜には全国でも有数の
花火大会がありました。

昭和21年の夏。戦後全国でも
いち早く行われた、戦没者慰霊の
為の花火大会になります。

しかしコロナウイルス蔓延の
影響を受けて中止。

2023年から、また復活を
するそうです。
↓     ↓
%url1%{https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/70356}

今でこそ観光資源の花火大会ですが
元々は戦没者慰霊の為のもの。

お盆の時期に夜空に献花するのが目的。

コロナで人が集まれなくても、
慰霊の為の花火が出来ないか。

という目的で岐阜の有志が集まり
3年前からシークレットの
花火大会を開催しています。
↓     ↓
%url2%{http://ageru.and-n.info/about/}

開催日時を教えてもらえるのは、
協賛をした人だけというもの。

だから岐阜に住んでいる人でも、
あれ?今日花火大会があるんだっけ?

と驚いた人も沢山いるかと思います。
ちなみに今年の開催日は、今日。
この後20時より、花火が打ちあがります。

もし、今からでも行けるよという
方がおられましたら、良ければどうぞ。

建築会社も地域から逃げられませんが、
新築住宅を建てたあなたもまた、
住宅ローンに縛られて、地域から
逃げられなくなる人になります。

であるならば、自らが住み暮らす
地域を良くする活動をすることは、
あなた自身の為にもなります。

あなた自身の為にもですが、
地域が衰退することで、最も
被害を被るのはあなたよりも、
後の世代になります。

日本には一気に開発されて、
同年代の人が一斉に入居して、
そして一緒に老いていく町が
沢山存在します。

世代交代が進んでいれば
いいのですが、多くの
パターンで、空き家が増え、
どうにもならなくなっています。

住人の殆どが老人。
若い人が入ってくると、
自治会の活動や役職が
ヘビーローテーションで
回ってきたりする。

そんなところに進んで
引っ越したいという人は
あまりいないかと思います。

そうして同世代が集中して
住んでいる住宅地が、
全国のあちこちに出来ました。

私の同級生で、親の後を継いで
仕事をしているという自営業者は、
私の他にもう一人しかいません。

つい先日も、ある車屋さんが、
別の人に事業承継を。
息子さんは浜松の自動車メーカーに
勤めており、浜松で家も建てた。
もう帰ってきません。

そんな例はどこにでもある。
多くの町が絶賛衰退中です。

地域が衰退しない為には、
物心両面の豊かさが必要です。

経済規模が確保される事と、
各個人が心地よく感じる、
繋がりがある事。

それが大事です。
どちらかだけではダメ。
両方が無いといけません。

できるだけ地元の物を買う。
お金を地域の外に捨てない。

あなたの給料のうち、地元に
落ちるお金はいかほどでしょう?

まずは税金が勝手に引かれます。
これはどうしようもない。

家賃や食費などで、収入の
半分くらいを使ってしまう。

余裕がある人なんてそうそういない。
しかし地域の中でなるべく
経済が回るようにしないと、
経済発展はしないんですね。

安い外国産の物をこぞって
買い求めた結果、自国は
経済発展を全くせずに、
外国ばかりが豊かになった。

結果、外国の製品も高くなり、
唯々日本の購買力が落ちただけ
というのが現状になります。

我が家ではカタログギフトを
貰った時には日本製品から選ぶ。
というのがルールです。

昔、カタログギフトって、
日本製品の割合が1割程度。

しかし、先日貰った
カタログギフトは、日本製品が
3割以上を占めていました。

選べる製品が増えたことは、
嬉しい事ではありますが、
それだけ相対的に国力が
落ちているという事なんです。

小さい事ではありますが、
全国民が安さだけを求めた
結果、みんなで貧乏になった。

国単位でも地域単位でも、
経済を循環させることが大事。

そして繋がりです。
これは経済よりも難しい。

各個人で適切だと感じる
繋がりの強さって違うから。

PTA活動って9割くらいの人は
やりたくないことになります。
しかし1割くらいの人はやりたい。

そして、その1割の人は、
もっと大勢を巻き込むべきと
考えていたりします。

まちづくり系の団体なども
そういう考え方になります。

大多数の巻き込まれたくない人と
少数の巻き込みたい人。

そして巻き込みたい人が、
色んなルールを作るから、
大多数の人にとっては、
地域の付き合いや繋がりは
どんどん嫌な物になっていきます。

PTA会長として、もうやりたくない
人を巻き込むのはやめる仕組みにしよう。

そう言ったとたん、巻き込みたい人から
猛反対を頂きました。

270人の巻き込まれたくない人。
30人の巻き込みたい人。

そこで私が意見を言っても、
役員会の場では30対1で
意見が通らないんですね。

地域活動って、そういう風に
物事が進んでいくから、非常に大変。

私自身地域の活動はなるべく
やる方なので、
1割の人の気持ちも分かる。

お祭りとかそういうのを企画すると
1割の人が9割の苦労を負担し、
9割の人が楽しみを享受することに。

9割は感謝の言葉だけど、
1割は運営や設営に文句を言われる。

じゃああなたたちも手伝ってよ。
と言いたくなったりします。

それらの落とし所を探るのは、
経済を回すよりも大変です。

しかし、誰かがそういう問題に
取り組んでいかねば地域は
関係のギスギスしたものになる。

その誰かこそがあなたで
あってほしいなと思います。

家を建ててそこに住むとは、
地域に骨をうずめる事。

地域とあなたとあなたの家族は
一蓮托生になる訳ですね。

是非地域にも目を向けて
頑張っていただけたら。

巡り巡って、それが
子ども達の為にもなりますから。

#住み継がれる家 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー