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炎上覚悟でやる?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は社内会議。
昨日からリノベ案件の
解体工事が始まってます。

場所は弊社事務所の隣。
社員さんも勉強がてら
現場を見に行ってます。

現場に遊びに行くと
大工の大場君が、
「壁んなか、大変ですよ」
って教えてくれました。

え、なになに?って
見に行った様子がこちら
↓     ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2024/04/IMG_3781.jpg}

写真で分かった人は凄い。

断熱材の施工が悪い?
それもまあ、あります。

断熱材表面の斑点状のカビ?
それもまあ、あります。

筋交いが切られている!
それも勿論、あります。

しかし、それよりも
もう少し怖いなと
思ったのはこちらの部分
↓     ↓
%url2%{https://youtube.com/shorts/a5K59tFgrio?feature=share}

分かります?
断熱材表面、焦げてます。

先ほどの写真と見比べて
貰えればと思いますが、
電線が断熱材の中に、
ぎゅっと埋め込まれてる
部分は焦げていて、
電線が中空に浮いている
部分は特に問題なし。

うーん、これは分かりやすい。

もう4年近く前になりますが、
断熱材の中に電線を
埋めちゃダメだよという
動画を上げたことがあります。
↓     ↓
%url3%{https://www.youtube.com/watch?v=QqAtqjjfmPQ&t=517s}

これ、色んなところから
色んな反応がありました。

工場関係の仕事をしている
設備業者さんからは、
え、住宅ってそんなヤバい
仕事をしているの??
冗談でしょう?

っていう反応であったり、

高性能な家とか言う以前の
問題じゃないですか?

っていう意見であったり。

でも、残念ながら、断熱材の中に
電線を埋めて施工するのは、
日本中至る所で普通にやってる。

30年かけてゆっくりゆっくり
壁の中が焦げていくんです。

これがいつ発火につながるのか。
それは分かりません。仮に
発火していたとしても、
気流止めがきちんと施工されてれば
家事にはつながらないんだと思う。

でも、紙が焦げているという事は、
防湿フィルムなら溶ける可能性が
あるんですね。

そこが溶けてしまうと気密防湿が
破られてしまいます。

そんなの高耐久な家だなんて言える?

SNSも家づくりも、
炎上するのは避けたいですよね。

電線を断熱材に入れない。
とてもシンプルなルールですが、
殆どの会社でやっていない。

だって、そんな事やっちゃダメ
っていう法律なんて無いもん。

ただ、電線工業会さんからは、
30年程度で電線を交換できるように
しておきましょうねという
指針が示されているだけ。

このリノベの家は、今まで存在
しなかった配線胴縁を施工して、
電線が断熱材に埋もれないように
施工をし直します。

あなたの家も30年に一度くらい、
壁や断熱を全部めくって電線を
やり替えるつもりなら、
埋めてもいいのかもしれない。

でもそんな事やりたくないでしょ?

電線は百歩譲るとしても、
断熱と防湿フィルムをめくるのは
勿体ないと思いますよね。

最初にプラスαでお金はかかるけど
そこはちゃんとやっておきましょうよ。

じゃないと、下手をするとあなたが
生きているうちに、自分の家が
出した火に焼かれて人生を終える
みたいな事が起きかねません。

どうぞ、お気をつけて。

#本質的な家づくり #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー