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無断冷房チャレンジ、する?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は娘の小学校の
卒業式になります。

そして、昨日ひねった
足首がとても痛くて
スーツに足首包帯サンダル
という情けない格好で
卒業式に参加してきました。

誕生日前後は怪我に
気をつけないといけない。
そう思っていたのに情けない。

サッカーの時にしか会わない
1985言い出しっぺの野池さん。
ウェルネストホームの早田さん。
などなどレアな人との交流を
楽しんで来れたのでよかったかな?

来週、2泊3日で子供の卒業旅行を
計画しているのですが、大丈夫かな。
なんだか心配になってきました。

さて、本日の話題は、
春分の日も超えましたので、
恒例の無暖房無冷房チャレンジto夏至
のお誘いになります。

春分ー夏至までと
秋分ー冬至までの期間は
本当に高性能な家であれば、
無暖房無冷房で過ごすことが可能。

春分までは設備の力を使い、
家の温度を上げてきました。
しかし、これからは、自然の
恵みを使いながら、家の温度を
コントロールする季節です。

今日は全国的に雨です。
外の絶対湿度はこれから次第に
高くなっていきますので、
加湿の工夫は不要になっていきます。

家にある加湿のための設備は
もう仕舞っていただいても大丈夫。

加湿用のファンなども、
もう止めていただいても大丈夫。

温度のコントロールは手動です。
家を温かくしたいのであれば、
日射を取り入れます。
家を涼しくしたいのであれば、
通風をします。

GWくらいまでは、日中の通風でも
家の温度は下がりますが、
それを過ぎると、日中の温度が
25度を超えてきたりします。

すると、ナイトパージの出番です。
夜間開けておける窓で、家の
高いところにある窓と
低いところにある窓を、
1対開けておきます。

開け方の加減で、換気量が
変わります。換気量が増えるほど
家は冷えていきます。

最初は恐る恐る。よく冷えますから。
次第にがばっと開けられるように。
外気温が上がってきますので。

夏至近くになると、水蒸気量との
戦いになります。晴れた日に、
たくさん換気して排湿しておき
雨の日は換気を絞って耐える。

家の中の湿度がどうしても80%
近くになってしまうようであれば、
無理をしないで除湿の工夫を。

断熱性能や蓄熱性能の高さは、
温度変化への抵抗を生みます。

パッシブデザインが優れている程
日射取得による家の加熱と、
通風による家の冷却の
効果が高くなります。

腕によりをかけて設計した
高断熱パッシブデザインの家は
これから夏至までの
無断冷房チャレンジをするに
値する性能を持ちます。

そもそもそんなチャレンジを
する必要があるのか?

と思う人もいるかもです。

今はまだ、どうしても
そういう生活をしなければ
ならないわけではありません。

普通にお金を出せば、
エネルギーは買える時代です。
高くはなっておりますけども。

これが、どんどん高騰し、
否が応でもエネルギーを買う
ということを控えざるを得ない。

そんな状況になった際、
今やっておく無断冷房チャレンジは
とても生きてきます。

ここまではエネルギーを
使わずともやれるんだ。

そういう感覚を掴んで
エネルギー危機に備えるか。

準備ができていないまま
危機を迎えるか。

その準備は徒労に終わる
かもしれないです。

避難訓練と同じですね。

でも、防災と同じで、
備えることに対して、
何かデメリットがある
わけではありません。

やっておいた方がよくない?
ということになります。

やってみればわかりますが、
結構毎日をアクティブに
暮らすことになります。

あ、今日は晴れているから、
日射取得/遮蔽をしておこう。

明日の最低気温(明け方の気温)
が低いからナイトパージの
窓の開けかたはこのくらいかな?

そんなふうに、毎日自分の
快適な温湿度を自分で作る。

家にいつも誰かがいれば、
よりそういうことを
細かに調整しやすいけど、
朝と夜に天気予報を確認して
ちょっと調整するだけでも
十分チャレンジできます。

花粉の時期や、梅雨の時期が
あるので、春分ー夏至の
無断冷房チャレンジは、
より難しいものになります。

それでもよければ是非
挑戦してみてくださいませ。

イメージで言うと、
これまでは、モーターボートで
どのくらい速さが出るかという
期間になりますが、
これからはエンジンを切って、
帆を広げて、同じくらいの
速度を出すチャレンジです。

そのくらい、これからの季節は
追い風が吹いています。

頑張ってください。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー