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高断熱の家の鍋は美味しくないか

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

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メルマガの感想にて、

もしかしたら、高断熱高気密の家に住んだら、
冬にお鍋やおでんを食べたいと
思わなくなってしまうのでしょうか。
寒い家だから温かい食べ物を美味しく感じる、
寒い家にしか住んだことがないので
よくわかりません。
森さんのおうちはいかがですか。

というのを頂きました。

なるほど、夏のソーメン、
秋の焼き芋、冬の鍋など
季節の風物詩の食べ物って
ありますよね。

これが美味しくなくなるか。

安心してください。
全くそんなことはありません。

寒い家で食べる鍋と、
忘年会でお店で食べる鍋。

味が違いますでしょうか?

そんなことはないですよね。

唯々、家は寒い、お店は
暖房がちゃんと利いている。

それだけの違いになります。

我が家でも夏はソーメンと
夏野菜の天ぷら。

冬になったら鍋は定番です。

人の体温感覚は、

暑い

涼しい

何も感じない

暖かい

寒い

と変遷します。
ここでいう、涼しいとは
何も感じないよりも暑い寄りで

ここで言う、暖かいとは
何も感じないよりも寒い寄り

という感覚です。

冬は暖かいですが、余程
無駄にエネルギーを使わない
限りでは、何も感じないを
通り越していくことは無いです。

暑い寒いの感覚をとても
まろやかにしてくれるのが
高断熱の家ですが、
季節を感じなくなるという事は
ありません。

窓をほぼゼロにすると
感じなくなるかも?

感覚が何も感じないよりも
寒い寄りでいる限りは、
鍋のおいしさは変わりません。

ただ、あえて言うのであれば、
人によっては快適なヒートショックが
無くなる場合もあります。

鍋を食べる、熱燗を飲む。
身体が火照る。暑くなる。

その時に、トイレトイレと、
寒い廊下に出たときに、
空気がひんやりして気持ちいい。

これが快適なヒートショック。

サウナの後の水風呂と同じ。
トイレまで暖かい家だと、
このひんやり感はありません。

じゃあ、やっぱりダメなのか?
いいえ、ひんやりが欲しければ
外に出ればいいんです。

ベースの環境が暖かい程
より寒く冷たい物に触れて、
快適なヒートショックを求める
という娯楽が生まれます。

ベースの環境が暖かいのと
ベースの環境が寒いのとでは、
このくらい温度差の娯楽の
レベルが違ってきます。
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だから、よりアグレッシブに
冬の鍋に親しむことが
できるようになる。

それが、高断熱の家での
冬の楽しみになります。

命の危険のないレベルで、
ヒートショックを
楽しんでくださいませ。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー