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50%以上の確率で使わない部屋作る?

長く住める家

凰建設の森です。

本日は事務所の日。
土日の打ち合わせや契約の
案件の申請や各種計算の
準備をする日でした。

いよいよ始まるなぁ。
と感慨深いものがあります。

弊社は5月末が決算。
期末に向けての諸々の
準備の為に、税理士さんの
所に伺いました。

少なくない建築会社が、
この3年何とか耐えたけど、
今年はいよいよ店じまいか。

という状況の中に合って、
来年の仕事までが決まっている
というのは大変ありがたい事。

なかなかこんな会社は無いですよ
とのコメントを頂きました。

さて、本日の話題は、
ニュースからになります。

家を作る際、どんな用途の
部屋をどのくらいの数、
作るのかというのは、
誰にとっても大きな関心ごと。

折角作った空間であれば、
それを余すことなく
使って人生を謳歌したい。

そう思いますよね。

だからこそ、間取りを
考えるのは楽しいです。

今の生活の不便な所が、
新居になったら全部解決。

そんな希望を抱いて、
家づくりは進みます。

そしていざお引越し。
1年住んで振り返ってみたけど
予定通りの生活。

私の家づくりは満点に近い!

そうなればすごくいいです。
しかし、家づくりのゴールは
築1年後かというと、もっと先。

スマホであれば、購買後の
ゴールは5年以内くらいにある。

車であれば、10年後くらい?

家は、違うんですね。
あなたが今際の際に、
家に対してどう思うか。

というのがゴールになります。

ちなみに、それはあなたにとっての
ゴールであり、家にとってのゴールは
本来であればまだまだ先のはず。

長期優良住宅は、3世代の家族が
その家を使う前提で考えられている。

本来もっと長く使えるはずのものを
あなたと一緒に無理心中させるのは、
家にとっては可哀そうな話です。

折角であれば、次に使う人が使いやすい
形で家を遺してあげて欲しいですね。

あなたが建てた新築の家で、
息を引き取るまでの期間を
50年だと考えてみましょう。

その50年の間、家は果たして、
有効活用されている状況か。

先日こんな調査報告が
↓     ↓
%url1%{https://www.sekisuihouse.co.jp/company/research/20230330/}

作ったけど半分程度の確率で
将来使われなくなる空間がある。

その空間が使われるのは、
平均15年程度になります。

50年のうち、15年しか使わず、
残りの35年は半分の確率で
使われないという場所。

これはあまりにももったいない。

同じ外皮ライン内にあるなら
非暖房室にしたとしても、その部屋も
少しは暖冷房のエネルギーを
使うことになります。

せっかく空間があるのであれば、
残りの35年間、使い道が
無いのであればひょっとすると
その場所は作る必要は
無いのかもしれません。

私の自宅には、その用途の
空間はありません。

え、それは不便じゃないんですか?
と聞かれることもありますが、
今の所不便を感じておりません。

もし、不便を感じるとしたら、
不便を感じた人が頭をひねって
解決方法を探せばいい事です。

実はそのプロセスがとても大事。

高断熱住宅におけるベランダと同じ。
作っちゃいけないわけではありません。

しかし、非常に高い確率で、
使わなくなるんです。ベランダ。

使わなくなるくせに、15年も経つと
メンテナンスが必要になる。

放っておくと割とクリティカルな
家のダメージに繋がります。

少なくない人が渋々ベランダの
メンテナンスを行います。

作るのであれば、強い意志を持って
使い続けてほしい。有効活用してほしい。

それはベランダでも記事の空間でも同じ。

もう3年ほど前になりますが、
件の部屋に対しての私の意見を
動画にまとめたものがありますので、
良ければ参考にしてくださいませ。
↓     ↓
%url2%{https://youtu.be/Bpgb04bAfSw}

この空間があるのは自分の見栄じゃない。
そう自信を持って言い切れる人って
そんなに沢山はいらっしゃらない。
私はそんな気もしております。

#長寿命住宅 #住み継がれる家

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー