これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

UA値は下がるけど熱損失は上がる。

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は平日ですが、
お客様とお会いする予定が2件。

打ち合わせの中で、
赤ちゃんが生まれた報告を
頂きました。

暗い話題の多い世の中ですが
新しい命の誕生のニュースは
嬉しい限りですね。

おめでとうございます。

さて、先にお知らせですが、
明日はメルマガお休みするかも。

コロナの関係で3か月程、
毎日お届けできていました
メールマガジンですが、
いよいよコロナ明け?

中止されていた講演会や
講習会がどっと始まります。

明日は、東京に。
変な物を持ち帰らぬよう
気を付けて行ってきます。

さて、本日は家の性能の話。
ちょっと前にこんな質問を。
↓      ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/0df6b842-bfc1-4752-a6b3-3b55005aedf8}

あー、センスのいい質問だなと
正直に思いました。

床断熱/基礎断熱
屋根断熱/天井断熱

これはどういう組み合わせでも
行う事は可能です。

当然基礎断熱+屋根断熱の方が
家の断熱区画は大きくなります。

なので、断熱区画を大きくした方が
温めにくく冷めにくいという
熱特性に近づいていきます。

それは大正解です。

ただ、ちょっとだけ補足を
させて頂きますと、
暖めにくく冷めにくい要素は
物質の比熱が決めます。

比熱とはそれぞれの物質が
蓄える事の出来る熱量の事です。

例えば、サウナに入っても
空気で火傷をする人は居ません。
しかし、カップラーメンの
お湯を注ぎ損ねて手にかけると
手は火傷をしてしまいます。

サウナの空気は約90℃。
お湯の温度も、約90℃。

0℃の空気を吸い込んで1秒後に
吐き出すと、既に30℃超え。

二日酔いの時に10℃の冷水を
飲んだけど1分後に吐く。

その時リバースしてくる水は
まだ冷たいままです。(経験談)

空気と水では貯える事の出来る
熱量は天と地ほど違います。

空気というのは驚くほど、
暖まりやすく冷めやすいです。

体積当たりに蓄えられる
熱量を比べますと、
空気:水=1:3200。

家一軒全部の空気と
お風呂に張ったお湯は、
大体同じくらいの熱を持てる。

だから、空気の熱量はあまり
関係がなく、それよりも内外装など
目に見える物質の方が効きます。

そして補足その2ですが、
基礎断熱や屋根断熱の方が
絶対的に逃げていく熱は大きい。

表面積が大きいんですから、
当然と言えば当然です。

でも、サッシの面積が相対的に
少なくなりますのでUA値は下がる。

だから、屋根断熱でUA値0.4の家と
天井断熱でUA値0.5の家。

同じ床面積でも前者の方が
寒いし光熱費が掛かる、
という事もあり得てしまいます。

ルールを逆手に取った、
偽省エネ住宅も、残念ながら
ちらほら聞いたりします。

特に間取りの決まっている企画住宅。

UA値さえ低ければ、実際の
光熱費や快適性は別問題でいい?

そうではないですよね。
気を付けましょう。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー