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お風呂の天井が無いのは有り?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

すみません、昨日のメルマガの感想に
お風呂の天井が無い事にも触れて。

というコメントを頂きました。

浴室の天井をあえて外して
施工をする家の作り方が
世の中には存在致します。

冬に加湿をするためですね。

浴室の蒸気を家の中に戻す。
その考え方で言えば有りです。

30坪程度の家であれば、
1日に10L程度の湿気を
家に供給できたとするならば
インフルエンザウイルスが
不活性化するレベルまで
加湿をする事が出来ます。

お湯を張りっぱなしにすると
1日にそれくらいの水分は
軽く蒸発してくれます。

なので、冬はOKだと思います。
では、夏はどうでしょうか。

お湯を張る時間を極力少なく
シャワーも極力ぬるめで、
頑張って水蒸気を出さないように
務めたとしても、
浴室の湿気は家中に拡散します。

家が本当に高性能になると、
性能の限界は夏の除湿になります。

冬の加湿はいくらでもやりようがある。

だけど、夏の除湿は本当に大変。
家の中では1Lたりとも水分の
供給をしたくないのが夏です。

家の性能はバランスです。
夏に性能を寄せてもいいし、
冬に性能を寄せてもいい。

夏の除湿が全く気にならないという
地域であれば、浴室の天井を
外すのも有りだと思います。

でも、大多数の本州であれば、
夏の除湿は無視できません。

夏の浴室で発生した水蒸気は
極力そのまま捨てたい。

と、私は思います。
だって、空気は温度を下げるより
湿度を下げる方がエネルギーを
使うんです。

省エネ性、快適性共に不利に。

なので、私の設計では、
浴室の天井を外すことはない。

もっと省エネで効率よく、
夏冬の湿気対策を行います。

あ、ちなみに、浴室の天井を
外すす設計になりますが、
中途半端な断熱気密だと
家の痛みがすごく進みます。

やるのであれば、
きちんと実績のある会社さんで
やることをお勧めします。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #電気を使い過ぎない暮らし

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー