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空き家対策は他人事か

長く住める家

凰建設の森です。

本日は子どもの行事
及び地域のお仕事。

私が住む地域には、
40程度の世帯があります。

そのうち、自治会に
加入しているのは13世帯。

13世帯で、40世帯分の、
自治会の仕事を回してる。

加入していない世帯の
殆どは、高齢の為、
自治会の仕事ができない
という理由です。

つまり、比較的若い
高齢者世帯と、子育て世帯が
その他の後期高齢者世帯を
支えているという感じです。

役員は毎年何かが当たる。

若い世帯で、専業主婦という
人はほぼいません。みんな
仕事を持って子育てをし、
30年前とは比べ物にならない量の
自治会の仕事をこなしている。

仕事量は変わらないけど、
担い手の数は1/3なので、
1人当たりの仕事は3倍です。

息子が帰ってこない。
自治会の集まりではよく聞く話。
なぜ帰ってこないのか?

分からないんですよね、これが。

地方都市の昔ながらの集落の現状。
なかなか難しい問題です。

さて、本日の話題は、そんな
地方都市にとどめを刺すような話。

予てから言われておりました
空家等対策の推進に関する特別措置法の
一部を改正する法律案が閣議決定。http://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000160.html

やばい空き家があった際、
市区町村が勝手にそれを壊し、
持ち主に対して解体費を
請求することが可能に。

田舎の両親の家が空き家でボロボロ。
行政が勝手に壊して請求書が届く。

寝耳に水の数百万円。

そんな事例が今後ニュースに
ちらほら登場する事でしょう。

また、空家等管理活用支援法人
という法人を作る制度が出来た。

恐らく鼻が利く人は早速動く。
また、天下りの受け皿にもなる。

貧困ビジネス、女性支援ビジネス
それに続く波がやってきます。

そのうち、空き家管理法人、
使途不明金、経費として認められず
みたいなこれの類似ニュースが
世の中に流れる事でしょう。

これからの世の中、変な建物を
所有しているという事は、
リスクでしかありません。

新しい古いはあまり関係ない。
変な建物をあなたが新たに
所有してしまった場合、
30年後40年後に、あなたが
居なくなった後に、あなたの
家が強制執行により解体され、
あなたの子ども達に請求が。

当然固定資産税も勝手に6倍。

空き家管理法人に助けてもらい
僅かばかりの支援があったけど
その10倍くらいの利益が、
管理法人には転がり込む。

富める者は更に富み、
貧しい物は搾取され続ける。
そんな社会が加速していきます。

じゃあ、どうすればいいの?
という事ですが、これは複雑。

優先順位としては、

①変な新築を建てさせない
②空き家を長く使えるものに改修
③空き家を優良な新築に建て替え
④優良な新築を建てる。

になります。特に①は喫緊の課題。
なぜならば①は30年程で、
どうしようもない空き家の仲間入りを
はたす物になるからです。

変な新築じゃない新築って何か。

最低限長期優良住宅レベルの家。
直近だと、建てられる家のうち、
3割程度が長期優良住宅になります。

という事は、残りの7割は、
建てない方がいい家という事に。

実際、新築市場が7割減っても、
日本国民の住む家が無くなるか
というと、全くそんなことはない。

だって、1000万軒、空き家があるから。
3割の上澄みの、良い家を建てる
建築会社以外は全部潰れても、
社会が困ることは無いんです。

3割の上澄みの建築会社を残すと、
7割程度が量産メーカー
3割程度がその他になる感じ。
大多数の小さな建築会社は
市場から退場を余儀なくされる。

社会の事を考えたら、
実はそれが最適解。

まともな家になる割合は、
残念ながら小さな建築会社の場合は
あまり高くないという事です。

殆どが凶、ごくわずかな大吉が
入っているおみくじが工務店。

中吉~末吉が大多数のおみくじが
量産メーカー
みたいな感じでしょうか。

中途半端な新築を建てる前に、
あなたが相続することになりそうな
家土地がどのくらいあるのかを
調べる事がまず第一歩です。

将来、その不動産を管理する
経済的な余力があなたにあるか。

あ、ちょっときついかも?
と思ったのであれば、
家を建てるべきではありません。

相続してからその家に住めばいい。
その方が生涯の支出はかなり減る。

空き家対策が強化されると、
空き家貧乏がまた更に増える。

あなたが空き家貧乏にならない
事ももちろん重要ですが、
あなたの子ども達が空き家貧乏に
ならないようにしないことも大事。

世の中の動きをしっかりと
見定めてくださいませ。

#長寿命住宅 #住み継がれる家 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー