凰建設の森です。
本日は住宅空調設計講座名古屋。
近いところだと、朝の余裕が違う。
広島や神奈川の時はいつも始発で
出ておりましたので、、、
ありがたいです。
さて、本日の話題は、
昨日放映されたTV番組から。
↓ ↓
%url1%{https://tver.jp/episodes/ep68o67flh}
お誕生日でのんだくれてまして、
私もまだ見られておりませんが、
それなりに衝撃的な内容だったとか。
メルマガでも時折言っておりますが、
日本の家の断熱性能は低いです。
家の断熱性能を上げようと
国が動き始めたのが1999年になります。
そのときに設定された最上位の
断熱性能等級4が、2020年に
義務化(最低レベル)されるはずだった。
しかし、住宅業界の反発により
義務化は5年見送られることに。
ただ、省エネ住宅のロードマップの
ゴールは変わらずに2050年の
カーボンニュートラルに向けて
動いております。
進みが遅かった分、次のチェックポイント
までの期間が短くなります。
2025年に制定される義務化レベルは
わずか5年で時代遅れになる予定。
2030年には新たな最低ラインが
設定されることになります。
断熱等級5ですね。
じゃあ、今家を建てるのであれば、
2030年に義務化されるレベルを
狙っておけばいいのかというと、
そんなことはありません。
2030年に義務化されるレベルの
断熱性能であったとしても、
諸外国の中ではずいぶん低い
性能であったりします。
国としても、断熱等級5は、
短期的な誘導目標という
位置付けになります。
ということで、2030年から
程なくすると、
断熱等級5も最低レベル以下の
性能になってきます。
今、家を建てるなら、
断熱等級6以上を確保しないと
20年もしないうちに、
あなたの家は、日本に
存在してはいけない
というものになってしまう
可能性があるということです。
これが10年前だったら
大変なことでした。
日本には、断熱等級6の家を
作れる建材はほとんど無かった。
低い窓の性能を、
分厚い壁や屋根の断熱で
補わないといけないので、
作れる人は本当に限られていた。
今はどうかというと、
断熱等級6なんて、
どこのどんな建築会社でも
作ることは可能になります。
当時とんでもない価格差で発売された
樹脂トリプルサッシも、
今はものすごく現実的なものに。
その差額が出せないという
人がいたとしたら、
申し訳ないですが、
そもそもその人は、
今の時代、家を建てるだけの
経済力を持ち合わせていない
可能性が高いです。
家を建てるだけが人生ではない。
別のことにお金を使った方が
良いのかもしれません。
今の時代に断熱等級5に満たない
家を建てられると、その家を
将来また断熱補強しないといけない。
だって、日本に存在してはいけない
断熱性能なのですから。
耐震性能が足りない家を
人に貸したりしようとすると、
まず耐震性能を満たしてください。
じゃないとダメですよと
言われる時代です。
↓ ↓
%url2%{https://www.jti.or.jp/lease/}
断熱性能も同じです。
2030年以前に建てた家なら、
断熱性能がきちんと将来現在の
基準を満たしていることを
証明しないと貸したり売ったり
するときにペナルティが。
それが、断熱性能のたりない家は
資産価値がないという状態です。
1999年当時、断熱等級4の
中身を見て、住宅業界の人は、
そんなことやっても意味がない。
そんなものは必要ない。
と言っていました。
2023年現在、断熱等級4は
ほぼ最低ラインの性能。
そして今現在、断熱等級6や7を
そんな事やっても意味がない、
そんなものは必要ない。
と言っている作り手や住まい手は
たくさんいらっしゃいます。
20年前に、等級4なんて必要ない。
そう言っていた人たちが、
作った家が既存不適格の烙印を
押されることに対して責任を取るか。
誰も取ってくれません。
そして、取れるものでもない。
結局家を建てた個人の人に、
不利益がやってくるだけになります。
それと同じで、今、あなたに向かって
等級6や7なんて必要ないよ。
と言っている人たちが、
将来、あなたの家がどうしようも
ないものになって、あなたや
あなたの子供たちが困る結果に
なったとしても、責任を取ったり
してくれるわけではありません。
あなたの決断の結果は、全て
あなたに降りかかってくるだけ。
国土交通省は、日本の住宅の
資産価値を上げるために、
躍起になっています。
こういう家を建てておいてくれれば
家に資産価値を認めることにしますよ。
と、ルールを作ってくれています。
そしてそのルールの普及にも
毎年予算を増やして努めてます。
今現在、中古住宅には資産価値なんて
ないことがほとんどです。
それは、ルールに則って
作られた家があまりにも少ないから。
じゃあ、10年後はどうでしょう。
20年後はどうでしょう。50年後は?
今と同じ、中古住宅に値が付かない
時代がずっと続いているでしょうか?
国がこれだけ本気なのに?
TV番組でも断熱と資産価値が
言及されるようになってきたのに?
じゃあ、お前は将来、顧客の家に対して
責任が取れるのかと言われると、
全てのものに対して責任を取ることは
やっぱりできないかもしれない。
ただ、責任が取れる可能性を高めるため
良質な既存建物の流通や再販の
スキームを作る動きをしております。
20年以上前から、全てのお施主様に
対して、住宅の断熱気密性能を数字で表し
性能証明書を発行してきました。
ここ数年は耐震性能も記載して
発行しております。
うちを信頼して家づくりを
任せていただいたお施主様の
物心両面の豊かさを作る。
ひいては社会の豊かさを作る。
それを追い求めていく姿勢は
ずっと続けていきたいと思う。
全ての人が、弊社の家に住むことが
いいと思っているわけではない。
しかし、全ての人が、将来資産価値の
ある家に住めるといいなと思う。
このメルマガを読んでいる人の
ほとんどは、弊社の施工範囲外。
それぞれの地域で、断熱と耐震の
確保された家が増えると、
日本はもっと豊かになります。
あなたの家づくりが、
あなたの人生を変えるし、
あなたの地域を変えます。
そして社会全体を変える。
一緒にいい家を作りましょう。
