これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

断熱は屋根と天井で体感変わる?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は大分3日目。
今日がメインの日です。

明日、岐阜に帰ります。

さて、本日は質問箱から
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/d3dad9d6-a24e-4b3b-9d6b-47d6184f3207}

屋根と天井で違いが
あるかどうかという事ですね。

ちなみに基礎断熱はその後
更に計算方法が少し
変更されておりまして、
もう少し性能ダウンが
少なくなった感じです。

屋根断熱と天井断熱も
現実的には少し変わります。
質問では天井裏の
空間が外気以上に暑く
なるので天井断熱の方が
体感的には暑くなるのでは?

というご意見かなと思いましたが
それは実は逆です。

天井裏が暑くなっているのは
昼を想定しておられるかと
思いますが、屋根の表面は
昼は太陽の光が当たって、
外気以上にものすごく熱い。

環境工学的には相当外気温度
と言いまして、日射が外壁や
屋根に当たった時に温度上昇を
する割合を見越し、外気温が
上がったとみなして計算を
する考え方があります。

天井断熱の天井裏が45℃位に
上がっている時には、
屋根断熱の屋根表面は60℃位まで
上がっているはずです。

いつぞやの新建ハウジングデジタルで
そんなことを書きました。
↓     ↓
%url2%{https://www.s-housing.jp/archives/97487}

うへぇ、もう6年も前の記事でした。

なので、断熱的に不利なのは、
天井断熱よりも屋根断熱です。

だから、厳密にルールを決めるなら、
屋根断熱の方が少し不利になるような
補正係数を設定する方が、
フェアなのではないかと思います。

そして屋根断熱の場合の屋根の
通気層というのはすごく大事です。

暑い地域であればあるほど
通気層を沢山取って、
空気を沢山動かして、
屋根の断熱に入ってこようとする
熱を少なくしなければならない。

私も実際に設計する時には、
屋根断熱の方が1割ほど断熱が
良くなるように設計しています。

良ければ参考にしていただければと。

#本質的な家づくり #温熱は物理 #設備より建築

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー