凰建設の森です。
本日は上棟日です。
私は朝のご挨拶だけ。
そして面接。
新しくCAD入力業務を
お願いする方の面接。
いい出会いになると
いいなと思っております。
お昼からは間取りを
描き描き。
これが至福の時間です。
ギリギリの矩計を狙って
家の重心を低く抑える。
すると、落ち着きのある
家になっていきます。
2階とロフトの高さの計算は
計算しては描いての繰り返し。
先々週の北海道断熱修行の旅に
併せて愛車の初期型プリウス
(35万km走行)を車検に
出したのですが、なかなか
戻ってきません。
ヘッドライトは大丈夫だったか?
クラッチがギア抜けを起こすのは
直ったのか?
等々心配なことだらけですが、
もし無事に車検が通って
帰ってきたらまた大事に
乗ろうと思います。
代わりに乗っている車が
快適過ぎて心がぐらつく
瞬間もありますが、
気のせいだと言い聞かせて
頑張ってプリウスに乗ります。
さて、本日の話題は
既存住宅における
売買時の省エネ表示を
行う制度について。
もう20年程前から、
国交省は来るべき
新築激減、ストック型の
社会の為に、色々な制度を
作って普及していこうとしている。
普通の先進国は既存住宅を
販売する際には家の省エネ性を
表示する制度があることが多い。
日本も脱炭素の為に
やるべきだよねという事で
制度作りが進められてます。
その様子は国交省のサイトで
見る事が可能です。
↓ ↓
%url1%{https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000216.html}
直近だと2/5に行われてます。
面白いのが、不動産屋さんに
既存住宅の省エネ表示って
どう思います?っていう
聞き取り調査の結果。
全項目でネガティブ発言満載。
省エネな既存物件の販売経験は?
→ほぼない。
売却者・購入者の省エネへの関心は?
→売却者はほぼ無し。購入者は一部あり。
省エネ物件を流通しやすくするためには?
→金銭的なメリット表示が一番
売却者・購入者に提案することはあり得る?
→売却者へは無理、購入者は補助金等次第
制度普及の為にはどうしたらいい?
→知識不足だし手間かかるからそもそもやだ
→先に売主買主を教育してよ
みたいな感じのヒアリング。
新築の分野では、省エネなものは
少しずつ受け入れられていますが、
既存流通だとそもそも仲介販売会社が
ほぼやる気も知識も無しという状態。
ここで法律だけが省エネ性能表示義務化
みたいな事になると、市場は大混乱。
建築以上に、不動産の皆様は、
省エネなんて勉強する気無いでしょうから。
国がやりたがってるけど、
事業者は全力否定というのは、
ある意味チャンスなんですね。
今の状況だとどんなに高性能な
住宅であったとしても、
それを仲介する人が価値を
分かっていない状況です。
買い手側としては、UA値計算が
なされていたり、様々な省エネの
ラベルを取得している住宅が、
非常にお安く買えるという事に。
また、既存建物をインスペクションして
省エネ性を調べて表示するという
業務は将来激増することになる。
まだ殆どそんな専門家がいないから、
今から勉強したとしても、
いっぱしに稼げるようになる。
明確に見えている脱サラの
ビジネスチャンスなんですね。
世の中の動きを見ていると、
次にどんな業務に手を付ける
べきかというのはちゃんと分かる。
殆どの社会人は、今目の前の
業務をこなす事で精一杯。
自分の今の業務が将来も
通用するのかとか、
次はこんな事を勉強しておかないと
時代に乗り遅れるとか、
そういう心配をしなくとも
まあ、お給料が貰えますから。
でも、会社員だから社会の事や
将来の事を考えても無意味かと言うと
そんな事はなくって、
社会を広くみられるようになれば、
それは必ず今の業務においても
何らかの幅は広がるはず。
社内の会議などでも、
思いつきなどではなく、
背景や根拠のしっかりした
事を言えるようになります。
会社の上司や社長だって
馬鹿ではありません。
そういう人材はちゃんと
引き上げてもらえるんですね。
住宅はとんでもなく値上がりを
しておりますが、じゃあ、何とか
安い家を探すかというのは、
あんまり発想としてはよくない。
自分がもっと稼げるようになって
自分が望む家を建てられるように
なった方が、人生は幸せですよね。
住宅分野で言えば、
既存住宅のインスペクションを行い
耐震性や断熱性を数値化出来る人。
大工さんをはじめとする職人さん。
この2つの職種はこの先50年
食いっぱぐれる事のない仕事。
覚えておいて損はありません。
逆にどんどんジリ貧になるのは、
住宅営業と住宅設計。
新規参入してくる人材が
多すぎて余っているから
どうしても買いたたかれる。
話がとっても逸れましたが、
既存住宅の省エネ表示。
将来の義務化に向けて、
ゆっくりと歩みを進めてます。
今、家を建てるなら、
将来制定される制度に
きちんと則った家を
建ててあげてくださいませ。
