凰建設の森です。
本日は打合せと点検。
台風一過のいい天気ですが
静岡の方では橋が流れるなど
それなりに被害があったようで
やはり警戒するに越したことは
ないなと思わされましたね。
今のこのご時世で家を建てる
という計画をされている方は
本当に大変だと思います。
各種ショックで先が見えない中、
2年近く待つ弊社のような所に
依頼をするのは本当に、
勇気のいる事です。
期待を裏切らないよう、
私も頑張ります。
これから家を建てられる人は
どんどん減っていきます。
今のこのご時世でも家づくりを
諦めない為の条件は、もう
単純に、施主としての地力。
有体に言えば年収になります。
身も蓋もないですが、
収入が高く安定している。
子育てが終わっても復職できることが
確定している。など、
自分の稼ぎで何とかなる
という自信がある方でないと、
家づくりを進める事は難しい。
親の土地がある、親の援助がある。
それも恵まれた条件ではありますが、
自分でお金を稼ぐ自信がないと、
やはり不安は大きいと思います。
大人は多くの場合手遅れですが、
子ども達は違う。
子ども達が、将来世の中できちんと
お金を稼げる人になるような、
教育の重要性がますます大きくなる。
お金を残すのではなく、知恵を残す。
ぜひそういう子育てをしていただければ。
で、本日の本題になりますが、
家を建てる際のファーストステップは、
建築会社を訪ねる事という人が
多いかと思います。
しかし、ここには落とし穴が
ひとつ存在しております。
建築会社に行った時点で、
「家を建てる事」は確定事項として
話しが進んでいってしまう事。
あなたは家を建てるべき人なのか
という事をわざわざ投げかける
建築会社の人はいないんですね。
今の世の中は、家余りです。
更に人口が減っております。
昔は世代が変わるごとに、土地は
分割され拡散していっておりました。
しかし、今は残っている人に
土地や建物が集まってくる時代。
本日ご相談いただいたご夫婦も、
最大で将来4軒の土地建物を
相続する可能性がある方でした。
本日のご相談内容は、土地をどこで
買おうかなという物も含まれていました。
もし、今回新たな土地を購入し、
将来可能性のある土地を全部相続したら
ご夫婦は5件の土地建物を管理する
立場になる訳ですね。
半世紀前であれば、ウハウハ。
貸すもよし売るも良し。
非常にありがたい事でしたが、
今はもう時代が違います。
地方都市の土地建物を相続しても
処分に困る上に、空き家の管理も
大変になってきます。
自分の家だけでも大変なのに、
バラバラの地域の4件の空き家を
管理するなんて、、、
実は家づくりにはファーストステップの
前にゼロステップがあります。
自分は家を建てたほうが良いのか。
という問題ですね。
相続するであろう土地建物が
あるのであれば、それを待つ
という選択肢もあり得る訳です。
相続した後で自分の好きなように
リノベをして住めばいい。
そうすれば、土地を買うお金も
新築を建てるお金も、1軒余分に
払う固定資産税も掛からない。
自分が、家に掛ける生涯コストは
最も少なくて済む様になります。
そんな話を今日もさせていただいて
おりましたが、また難しい問題が。
恐らく最も高い確率で相続を
することになるご主人の実家が
今現在、築23年のこちらの建物。
↓ ↓
%url1%{https://homes.panasonic.com/sumai/lineup/}
リノベ、、、出来ない可能性が高い。
23年前だと型式適合認定が始まったくらい。
今現在建っているご実家は適法な家。
しかし、適法の根拠は、大きな
ブラックボックスの中にあります。
壁を抜いたり窓を変えたり床をめくったり
という工事を行うことにより、当時の
適法の根拠が無くなってしまい、
違法建築状態になる可能性が。
住めるかと言えば住めるけど
暑い寒いはどうしても感じる。
建て替えるにはもったいない年月。
悩む、悩みすぎるほどに悩む。
土地は増やさない、建物はなるべく
リノベしてそのまま使う。
というのをいつもお勧めを
しておりますが、やはり誰もが
その条件に当てはまるわけでは
ないですからね。
誰が困るかって、他でもない、
あなたが一番困るんです。
住んでもいない、縁も思い入れも
無い土地建物の管理をして税金を
払って、面白い訳がない。
相続をどうするつもりなのか。
実家の親御さんやきょうだいに
聞いておいたり決めておいたりする。
それをクリアして初めて、
「家を建てようか」
になる訳ですね。
そのステップを踏まずに家を
建てて、何も起きなければ
無事に帰る事ができますが、
トラブルを抱えてしまうと、
玄関に入るのも嫌になる。
これ、他の建築会社さんが
殆ど言われませんので私が
お伝えをしますが、
そもそも家余りのこの時代、
家が増える事よりも、
今ある家が良いものに
変わる事の方が大事です。
何が何でも家を建てる。
ではなく、なぜ家を建てる
べきなのかをよく
考えてみても良いかと思います。
どうぞご慎重に判断を
なさってくださいませ。
