凰建設の森です。
本日は事務所で打合せ。
ZOOMとリアルの両方。
今週来週と、色々
イベントが続きまして、
体力が持つか?という
所ですが、なんとか
お盆休みまで走り切って
行けたらと思います。
さて、本日の話題は、
屋根を支える大事な部材、
野地板についてです。
質問箱でもいただいてます。
↓ ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/17edc0ed-6e3b-4f00-bdb2-95538bb9d9b1/completed}
色々質問が別れてますので
ひとつずつお答えを。
まずは野地板の劣化対策。
天井断熱と屋根断熱で
野地板の劣化は違うのか。
という事ですが、
屋根断熱に通気層があれば
劣化度合いはさほど変わりません。
それよりも屋根材を何に
するかによる、貫通釘の
本数や仕様によるところが
大きいと思います。
興味があれば関連する資料を
↓ ↓
%url2%{https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030900018.pdf}
で、野地板ですが、これは
一生ものだとはちょっと言えない。
家の寿命を200年程度だと
設定すると、必ずどこかで
野地板のやり替えが必要に。
その時の為に、野地板は
できれば2重にしておくことが
望ましいと思います。
屋根を支える野地板が
痛んだ時に交換する。
その時に、断熱材がむき出しに
なってしまうと、雨天などで
思わぬ被害を被ることも。
だから、弊社の建物の場合、
屋根の剛性を取る合板、
断熱材を守る合板、
そして野地板。
と、屋根の合板が3層構造に
なっている事もあります。
建物を本気で100年200年
先に送り届けようとするなら
白川郷の茅の葺き替えみたいに
大きなメンテナンスを最小の
労力でやれるようにしておく
必要が出てきます。
通気層の厚みや小屋裏換気
についてですが、屋根の
通気層は最低30mm必要です。
これ、明確に規定されてますが
意外と守られていない。
↓ ↓
%url3%{https://www.nilim.go.jp/lab/hcg/buildingdepartmentwebsite/chap13honbun.pdf}
※20頁参照
その他換気ガラリの開口や
仕様も規定がありますので
確認をしていただければと。
まあ、つべこべ言わずに、
屋根の通気は取れるだけ取る
とにかく沢山空気を動かす
という方向性が良いです。
屋根断熱を選ぶか、
天井断熱を選ぶか。
小屋裏空間を、空調室や
ダクト配管、ロフトなどで
使いたい場合は屋根断熱一択。
そういうのに使う予定はなく
安価に抑えたいのなら天井断熱。
というのが一般論かと。
安価と書きましたが、
1階20坪、2階20坪、計40坪
という家と
1階18坪、2階18坪、ロフト4坪
合計40坪という家であれば
後者の方が安く上がる
可能性は高いです。
平屋で40坪天井断熱みたいな
家だととんでもない金額に。
価格高騰の時代、基礎の面積、
屋根の面積、全体のボリュームを
抑えるという事は、大きな
コストダウンにつながります。
低断熱の家であれば、
ロフトは居室としては
使えないおまけの空間です。
高断熱の家であれば、
ロフトは普通に居室として
使える準居室的空間です。
収納などにも大活躍。
ここをおまけとしてしか
捉えないのか、普通に使える
部屋として設計するのかでは
大きく違ってきます。
屋根なりに天井が高い方が
空間の作り方にも幅が出るし、
私は屋根断熱の方が好きです。
そして最後の質問。
桁上断熱とは、天井断熱の
やり方の一つと認識しても
大丈夫です。
断熱の厚みにもよりますが、
私も天井断熱をする際は、
桁上断熱を採用する事の方が
多いと思います。
お返事を書くのが大変
遅くなってしまいましたが
参考にしていただければと。
