凰建設の森です。
本日はリノベ現場の検査と
昼からは新築の資金計画。
リノベの現場は制約が
ある中で本当に頑張って
くれていて頭が下がります。
これ以上は誰もできない
というくらいに気密の補強を
してくれていました。
スケルトン解体にすれば、
100点満点の気密工事を
行えるものですが、そうじゃなく
カバー工法を中心にした
断熱気密補強になります。
如何にコスパよく効果を
高めるかという命題に、
いつも付き合ってくれる
大工さん監督さんには
感謝感謝です。
新築の資金計画は、
昨今の値上がりを反映した
物になっていきます。
改めて金額を見てみると、
おおお、、、みたいな
声が出てしまいます。
一昨年の国交省さんの
住宅市場状況調査では、
新築された方の平均世帯年収は
907万円との事でした。
中央値でも800万円を超えている。
2年後の今だともう少し
上がっている事でしょう。
年収400万円未満で家を
建てた人の割合は毎年
減ってきておりますが、
今だともう無理なのでは?
って思ってしまいます。
そんな情勢の中でも、
家づくりの相談にお越しいただけるのは
本当にありがたいお話です。
ご依頼いただけましたら、
精一杯努めてまいります。
さて、本日の話題は、
平屋の空調計画について。
というのも、発売されましたのでhttps://www.xknowledge.co.jp/book/9784767835686
私は第二章の総論を
担当させていただきました。
平屋の空調については、
難しいという人と、
簡単だという人の
2通りの方がおられます。
簡単だという人は2種類に分かれる。
1つは、そもそも高性能住宅を
手掛けていないという属性の人。
普通に壁掛けエアコン付けておけば
問題ないはずなのになぜ平屋の空調が
難しいの?よほど下手なの?
って思っておられるパターンですね。
その段階だと、そもそも高性能住宅の
エアコンの難しさというハードルに
行きつく前なので、そんな世界が
ある事が認識できていない可能性が
高いという事になります。
もう一つは、2階建ての際に、
エアコン1台での空調にこだわっている
高性能住宅を手掛けている方です。
階をまたいで空調の空気を送る事に
いつも腐心しているからこそ、
階を跨がなくていい平屋の計画が
簡単に思えてしまうという感じ。
同じ「簡単」という感想であっても
両者の立っている位置はずいぶん違う。
螺旋階段の1回り上にいるくらい違う。
その前提条件の違いを無視して話を
進めてしまいますと、おそらく方々から
何を言っているんだこいつは、という
意見を貰いそうなので、総論の序章では
そんなお話をさせていただきました。
後半は色んな会社さんの事例発表ですが、
発表されている会社さんの7割以上が
空調設計講座を修了された方でして、
何よりそれが嬉しかったです。
私だけができる空調なのではなくて、
全国に空調ができる人が広がっていく。
その人がまた先生になって更に広がる。
そうやって知識がねずみ講のように
伝播していくと、日本から空調で
困る作り手や住まい手がいなくなる。
そうなるといいなと切に思います。
まだまだ私も発展途上。
色んな人のアイデアややり方を見て、
もっと良いあり方を模索していきたい。
そう思っております。
これから暑い夏が始まります。
是非、エアコンの効きを確認して
快適な夏の高断熱住宅ライフを
堪能していただければと思います。
