凰建設の森です。
今日から8月ですね。
8月ってなんだか
ワクワクしません?
夏本番を楽しみましょう。
本日は事務所の日。
PCにかじりついて
資料を作ったり。
暑い日に一日中
デスクワークだと、
外で働いている方に
ちょっと申し訳ない。
さて、本日の話題は、
質問箱から。
↓ ↓
%url11%{https://peing.net/ja/q/c8f3f643-450e-4fcf-ac3a-966c5032d51c/completed}
セミナーなどでの移動が
多いかどうかは、
その工務店さん次第ですね。
私の事をお話しますと、
純粋に自分の勉強の為だけに
岐阜県を離れる頻度は、
月に1回程度になります。
あとは殆ど呼んでいただき
行っているという感じです。
これ、学びのコスパを上げる
という点では非常に重要な事。
よく、最も学べるのは教える
側の人だという話がありますが、
社会人になると、そこにコスパ
という概念もついて回ります。
自分でお金を払って色んな家を
見に行くのはマイナスコストの
勉強になりますが、交通費を
出していただきつつ色んな
家を見に行くのはゼロコストの勉強。
空調講座にご参加いただけるくらいの
家づくりをされておられる方は、
皆さん非常にハイレベルです。
教える立場の私が、学びの点でも
最も学ばせていただいていますし、
学びのコスパという点でも、
最も有利な立場にいるんですね。
企業のコストというのは、全て
顧客からいただくしかありません。
学びのコスパが良いというのは、
その分顧客への負担を減らせる。
世の中には会社のお金で研修に
行くけど大したことも学ばずに
帰ってくるという人が、
少なからずおられます。
顧客からしてみたら、そういう
スタッフさんが沢山いる会社は
品質の低さの割に商品価格が
高いという事になってしまいます。
依頼先がよく学んでいるかを
知っておくのはとても大事。
そしてもしよければ、その
学びがコスパの良い物に
なっているかも、ちょっと
気にしていただけると良いかと。
すみません前段の話が長かったですね。
エアコンのお話になります。
エアコンは毎年、
6社くらいのメーカーが、
5種ぐらいの商品グレード別に
7段階くらいの容量を
発売しております。
という事は毎年新商品が世の中に
200種類以上出回るんですね。
その中でベストなものを
選定するというのは、
なかなか大変です。
今回の質問は、最低出力の
違いがどう影響するのか
という事になります。
まず、快適性に直結する
サーモオフについてです。
エアコンは、これ以上の低負荷だと
運転しても意味がないという時に
止まります。サーモオフという
減少ですね。
車で言うと、最低速度が
決まっているようなものです。
AT車でブレーキを抜いた時、
クリープで走る速度が
それにあたる感じかと。
時速3kmという車もあれば、
時速8kmという車もある。
みたいな感じだと思ってください。
渋滞の進む速度が時速3kmなら
クリープ時速3kmの車は
ブレーキを踏むことなく走れる。
しかしクリープ時速8kmの車は
前の車にぶつからないように
発進停止を繰り返さないと
いけなくなるわけですね。
車と違ってエアコンは止まる際
エンジン毎停止をします。
内燃機関でも電気製品でも、
運転開始時には一時的に
沢山のエネルギーを使うので、
低負荷の部屋に最低出力が
低いエアコンを使うと、
発停を繰り返すために余計に
電力を使ってしまう上、
サーモオフの時間が長いので
除湿が上手くできず、
快適性も低いという事に。
じゃあ、最低能力の低い
エアコンの方が優秀かというと
例え最低出力が高くても、
そのエアコンが受け持つ負荷が
絶えず最低能力以上であるなら
そのエアコンは止まらない。
そして、
最低能力の低いエアコンよりも
高いCOPで動いてくれるため、
そちらの方がいいという場合も。
負荷の状態をコントロールできない
お施主様の立場であれば、
とりあえず最低能力の低い
エアコンを選んでおいた方が
運転の幅が広がりますので、
無難だと思いますが、
住宅の設計者側は、負荷を
コントロールしながら設計が出来る。
だから、場合によっては、
最低出力とCOPの高いエアコンを
選定することもあるんですね。
質問でも仰っておられるように
その方が1か月の電気代が安く
納まるという事もあり得ます。
こちらの動画の家で使っている
エアコンは最低出力が0.8kWの
機種ですが、きちんと動いて
除湿も出来ております。
↓ ↓
%url1%{https://youtube.com/shorts/sWeBCFfl61s?si=sGuiMs2k2z6IbJxv}
いつも言っておりますが、
どんな物にも「最高」はありません。
この場合にはこれがいい、
といった「最適」があるだけです。
オリンピックをやっていますが、
どんな競技でもルールが変われば
それまで金メダルを取っていた
人が勝てなくなったりします。
折角200種類も発売を
されているのですから、
エアコンも、その家のルールに
最も合ったものを探して
導入していただけると
良いかと思います。
ただ、そんな事が出来る
設計者さんが日本には
ほぼいないというのが現状。
となると、高断熱住宅なら
最低出力の低いエアコンを
使っておくのが無難という
結論が一般解なのかなぁ
ってなってしまいます。
ご納得いただける答えに
なっているかどうか分かりませんが、
私はそう思います。
